1学期の中間テストの得点を実力と勘違いするな/中学・高校1年生/成績が良い子と悪い子の明確な差

1年生のテストは簡単

中学も高校も4月に新し学校に入って、そこから2週間くらいはオリエンテーリングや自己紹介などであまり授業は進みません。それに、数学は高校1年生でも中学1年生でも計算問題程度で内容も難しくありません。英語も新しい文法がバンバン出て来るわけでもありません。中学1年生などはアルファベットや単語程度です。

この時点で、高校生1年生でよほど意地悪いテストではない限り60点台、中学1年生では80点台なんか取っていたら、もう「終了」です。よほど不真面目な学習をしていることしか原因はありません。

そんなこと答案用紙を見れば分かるでしょう?

そんなことは答案用紙を見れば分かるでしょう? 計算問題や単語を間違えてきているのなら、「まあ、80点。クラブ活動も頑張ろうね!」なんか言わずに、「平均点何点? こんな問題をこれだけ間違えて、これから先やっていけるのか? 次こんなことをしてくればクラブを辞めさせる!」と言わないといけません。

・・・まあ、ほとんどの親が前者のような甘いことしか言わないわけですが。だから単語を山ほど間違えて80点取っているわけです。

子供に期待しても無理です

成績が良い子と悪い子の、明確な差は分かりますか? もちろん、単語や計算を山ほど間違えてくることはしないことです。少し頑張れば、そんなことはしないんですから当然です。

でも、仮に新しい学校に入って浮かれて失敗したとしても、成績の良い子はその結果に涙を流すほど悔しがります。反省もするでしょうが、それ以前に自分のふがいなさが許せないのです。だから塾で「こういう失敗がある。こういう努力を怠ってきたからだ。」と大人の目で客観的に反省を促せば、次からはそんな失敗は絶対にしません「涙の価値/塾編 | 特進個別指導塾ミドリゼミ芦屋校|毎日全教科定額プロが指導 (tokushinkobetsu.com)」。

ところが、単語や計算を山ほど間違えてくる子供では、そんな指摘を塾からしても「80点じゃん! 俺優秀じゃん! 何言ってくれてるの?」という反応しかしませんし、期末テストで60点を取るようなことになっても自分のふがいなさに涙するようなことはありません。だから、塾からの指摘も聞き流し、また同じように単語や計算と言った少しの努力で回避できることを間違えてきます。

簡単に言うと、成績に自分のプライドを置いているかどうかと言うことだと思います。他のところにプライドがあるか、多くの生徒の場合何に対してもプライドがないかです。だから、勉強もクラブ活動も習い事も、すべてに対して抜きんでることはないのです。

塾に期待しても難しい

このプライドのない子供にいくらアドバイスしても聞き流されるだけです。アドバイスと言うことは面倒なことをしろと言うことなんですから。目の前の怠惰が何より大切なんです。

でも「塾に行ってまじめに勉強してます!」と多くの親は言います。そういうなら、塾のノートを一度ご覧ください。解答を赤で書き写して、解き直しもしていないでしょ? 家にいると「勉強しろ!」だの親がうるさいから、塾に行ってボケ~っと授業を聞いて友達とおしゃべりして学校と同じように過ごしているだけなんですよ。

だから、、一番おろかなのはそんなことも確認して分かっていない親です。こういう親の決まり文句は「塾ならライバルもいて、刺激を受けてこの子もやる気を出して・・」です。イヤ、ライバルなら学校に山ほどいるでしょう?それをライバルとも思わないプライドなんですから、塾に来ても無理ですよ。

そんな子供を塾に丸投げしていどうなると思います? まず、親の姿勢を改めるべきです。最初にやるべきことは、「こんな成績なら塾を辞めろ。」「次のまともな点数を取るまでスマホは没収。学校からの必要な連絡は親経由で知らせる。」です。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。