神戸大学以上に行ける生徒の簡易判断方法/共通テスト前のお話

私や親が「お前はよう頑張った。そこまでしたんやから、もうエエやないか。」と言う生徒

この一言がすべてです。周りの大人が納得して応援できる生徒だけが上位の国立大学に進みます。

アッ、京大以上は話は別ですよ。あれには特殊な学習適性が必要なので、「努力しなくても偏差値75」の世界が必要なのです。

どういう意味か?

関関同立に進む生徒は、クラブや習い事など、自分が好きなことを犠牲にすることなく、ソコソコの努力をします。大人にすれば「もう少し頑張ればエエのに。頭はいいんだから。もったいない。」という評価をします。

関関同立に行けない生徒は、好きなことだけやり、怠惰な生活を送ります。大人には「コイツはこんなもんか。頭の前に根性が足らんわ。」という評価になります。

神戸大以上の国立大学に進む生徒は、自分がやりたいことも犠牲にして、目的に向かって全力投球します。だから「そこまでやったんやから、もうエエやないか。オレは認めてるで。浪人でも後は任せとけ。」になります。

甘ちゃんには上位国立はムリです

好きなことをした後で勉強して・・・なんか考えている人間には上位国立は無理です。共通テストもあって受験科目も多く、スケジュール的にタイトな国立の受験では、自分の楽しみを優先させる人間など成功するはずがない。しなければいけないことをして、その余暇として好きなことをする時間があるんです。HPの「高校生の指導」やブログの「国立大学志望者の学習 Part1」「国立大学志望者の学習 Part2」「国立大学志望者の学習 Part3」の通りです。

上位の大学の出身者で占められている一流企業はそのことが分かっているから、学歴の欄だけ見て「コイツは使えん」と書類選考でバンバン落とすんです。

人柄を見る前に「頑張れる」という一番基本的な能力の保証を担保する学歴で差別されるなど、当たり前のことです。「勉強する理由 なぜ学歴が大事なのか?

学歴差別が不当だという前に、頑張らないといけない時期に、頑張れよ・・・。

神戸大以上に進む生徒の多くは、滑り止めの私立を受けない

だって、国立ダメだったら浪人するとキッパリ決めているからです。理屈云々よりそれ以下だとプライドが許さないんです。だから好きなことを犠牲にしても努力できるんデんです。

現役生で「滑り止めは関学?同志社?」と言っている時点で、「そんな覚悟ではコイツ無理やな。」という生徒がほとんどです。

20年以上の経験をまとめると

やりたいことを犠牲にしても目標に向かって全力を投入できる生徒でないと神戸大学や大阪大学には行けない。 「好きなことをやって、それから頑張って」は関学止まり。 京大では、それほど努力の必要はない。デキが違う。京都大学や医学部に進む生徒など、ハナッから出来が違います。それほど努力しないでもとんでもない成績を取る。ところが大阪大学や神戸大学だとこうはいかない。ソコソコの生徒が努力して努力して這い上がるんです。

進学校で京大に行った生徒を引き合いに出されて「クラブと学習は両立できる。できないのはキミが悪い。」と騙されている高校生は、とっても、多い。 重々承知で子供にこんなことを言う教師は、子供の将来を摘み取る犯罪者です。 無知でこんなことを言う親は大バカ者です。

騙される高校生は、客観的視野と自己反省がないからです。

以上です。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。