国公立大学 二次後期 小論文の書き方
前期の合否発表がまだなので、後期の準備をしている受験生もいると思います。手助けになればと思い書きます。
国公立大学後期の二次の小論文の対策
そこで、小論文対策です。みなさん、キチンと対策できていますか? 小論文の問題集の模範解答などを見ても、効果のある学習はおそらくできません。あれは模範解答の1例にしか過ぎないからです。その模範解答から、自分の文章や論理構成を自己反省して自己添削するなど高校生に出来るはずがありません。では、どうすればいいかと言うと
①まず、模範的な段落構成を知る。例えば、結論、結論に至る理由、その理由を正当化する例、そして最後にそれでは今後どうするのかなどの締の段落です。結論や理由などで無理に文章を伸ばすことはできないので、例の個数で文章量を調節します。
②その上で、段落構成が論理的に破綻がないように展開されているか、段落内の文章の構成が整理されているか、添削する必要があります。
ところが、小論文の添削をキチンとしてくれる塾がない
この小論文の添削は、受験生本人が見直しても不可能です。自分なりに整合性が取れると思って書いているのですから、見直しなどできません。そこで、先生に見てもらうことになります。ところがここで以下のような問題点が出てきます
①そもそもの前提 問題文や図表から書く場合、題目だけから書く場合、大学によって出題は様々で、志望校別に個別に添削してくれる学校や塾が必要。
②学校の先生の問題点 国語の先生は漢字や言葉遣いは直してくれますが、論理的な整合性について添削をしてくれることは稀です。理由は、そもそも国語の先生自身が、そういうことを考えて授業などしていないから、そういう観点で文章を評価できないことが多いからです「国語の学習から見る学校の授業の弱点/不真面目な優等生を量産するシステム」。授業で段落構成の論理性やなどをきちんと説明してくれる先生は非常に少ないです。
③予備校や塾の講師 こちらは可能かもしれません。でもキチンとした論文の指導ならば、ほぼマンツーマンの指導になります。志望大学の過去問題を読んで、生徒の小論文を読んで、その1文1文について、1段落1段落について考えて評価し、添削をしないといけないのですから大変な仕事です。必要なら、マンツーマンの個別指導となるのでしょうが、自分自身の大学の課題のレポートでもハチャメチャな大学生のアルバイトごときにできる内容ではありません。でも、小論文の添削ができるようなソコソコ優秀なプロの塾講師をマンツーマンで雇ったらどれだけお金がかかると思います?
④だから、多くは問題文ありき、模範解答ありきで、講師が解説するような授業になると思います。でも、こんなものはその辺の問題集をやるのと同等で、最初に書いたように役に立ちません。
キチンと過去問ごとに個別に添削できる能力のある塾を選びましょう
ここからがミドリゼミの宣伝です。ミドリゼミは、私が個別指導することが特徴なのですから、理系の医学系から文系の語学系に至るまで、どんな内容の過去問でも例題でも、キチンと対応します。外国語大学などでは、英語の自由英作文にも対応します「国立大学二次試験 自由英作文の書き方」。特別な料金など必要ありません。
こういう塾であることを、ぜひ分かってもらいたいのです。
でもね、昔、受験前に1カ月だけ「小論文の添削を!1か月分の3万円だけの授業料で!」と言って来た親がいました。それは、それまで私の塾で長年頑張ってきた他の受験生にしわ寄せをして「私の子供だけ!3万円で!」と言っているのです。こういう親子はお断りします。