中学3年生が期末テスト後にすべきこと/私立高校受験の準備

典型的な私立高校受験の準備

私立高校の受験は3教科受験が多いですので、そのお話をします。

まず、3者面談で志望校が最終決定するまでの間には、私立高校の出題範囲でまだ学習していない数学の相似・円周角の問題をしましょう。必ず1問は出ます。それに、中学の学習範囲の中でこの分野の幾何が一番難しいです。学校の授業を待たずにさっさと予習してしまい、入試レベルの問題に挑戦して行きましょう。

英語も主要な文法では仮定法がまだ学校で学習していないと思います。変わった言い回しなので、これも先持って学習しておけば余裕を持って入試勉強に取り組めると思います。

志望校確定

期末テスト終了後、学校の先生は一生懸命調査書を書くことになります。その調査書に基づいて志望校の最終決定が、親子との3者面談で行われます。先生との面談で納得いく学校が選べたらいいですが、そうでない場合は塾とも相談して慎重に決めて下さい。

私のお薦めは、高校は少し下目の学校に上位で入学することです「公立校から有名大学に行く作戦」「「大学入試で逆転する学校間格差・逆転は難しい校内格差/上位校に下位で進んではいけない理由/哀れさえ感じます」」「働きアリの法則/進学校で7割の生徒はなぜ失敗するのか?」。高校受験の前には欲に目が眩んで「出来るだけ上位の学校」と選択して、上目の高校に下位で入って落ちこぼれるまではいかなくても成績不振が続いて失敗することが多いです。

子供自身が選んだ場合はまだ子供も納得するでしょうが、親が率先して高望みで上位校を選んだ場合は悲劇です。親の欲目で親自身が失敗するのなら自己責任でいいのですが、子供が難しい授業に落ちこぼれたりして大学受験に失敗して人生を台無しにすることにあれば、悲劇だと思います。けれど、非常に多いです。

志望校確定後

英数国の全般的な復習をしながら、志望校の私立の過去問題を解きましょう。まだ合格点に達しないこともあるかと思いますが、心配しないでいいです。まだみんな同じような状況です。これから2か月頑張って、みんな合格点に到達するのです「中学3年の冬休みまで本気を出さない子供たちの将来」。

そんなことに怯むことなく、苦手な分野を過去問題から探し出して、そこの復習を中心に学力を上げることだけを考えましょう。

理科と社会は私立の入試後、公立高校の入試までの1ヵ月で何とかなります。私立入試で英数国の学力は上がっています。同時に、公立高校の独特の無意味な、なぜあんなことをする丘分からない、あれで創造税や個性を測れると思っているバカげた問題に過去問題で慣れていきましょう。

わあたしは、ああいう公立高校の入試問題や同じ傾向の共通テストの問題を見ていると、腹が立ってきます。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。