春休みには数学の予習を半年分やる!/中途半端な学習をするくらいなら英国社に専念しよう

数学を取るというのはどういうことか?

数学を取るということは、理系か国公立大学かということです。今や進研模試で偏差値60程度の理系では数ⅡCまでという大学・学部もありますが、有名大学では数Ⅲまでが入試科目です。もちろん入試問題もそれなりに難しい。

ということは、学校の予習復習でめいっぱいで、進研模試で偏差値60ぐらいを行ったり来たりしてるようでは無意味だということです。数学をとったとしてもどうせ有名大学の理系には進めない。二流大学の理系に進むのが嫌なら、数学の学習などをやめて英語と国語の学習に専念した方が良いし、その方が賢いです。

だから数学の学習は完璧にしていなければ意味がないのです。

数学の学習キチンとするとはどういうことか?

数学は学習にとても時間がかかる科目です。ただ解法を見て問題を解くだけでなく、自力で解けるようにまで追い込むとなるととても時間がかかります。だから、学校の学習ペースに合わせて予習復習をしていると、多くの生徒は解法を真似て解くだけで精一杯になってしまい、自分で解けるところまで学習をすることができません。この状態が「勉強しているのに数学ができない」という、ほとんどの生徒の状態です。

もちろんこういう状態では成績が上がらない数学の中途半端な学習に無駄に時間を費やして、英語や国語などほかの科目の学習が疎かになって全般的に成績が低下して行きます。だから中途半端な学習をして数学の成績が上がらないのであれば、英語や国語に専念して私立の文系を狙わないと行ける大学にも行けなくなるということなのです。

だから、ここでの本題:数学の学習をキチンとするということはどういうことかというと、少なくとも次の学期分の予習を春休みは夏休みなどの長い休みの間にしておくということです。長い休みの間に充分に時間をとって自分が理解できるまで考えて学習するのです。そうすると学校が始まっても一番時間のかかる数学の学習に余裕が持てて、他の教科の学習をする余裕も生まれます。

ミドリゼミでこのような数学の予習ができない生徒では、神戸大学以上の大学には、文系であれ数学が必要な入試を突破して進学できた生徒はいません。「新高校生の新学期の開始/数学の予習を!」「夏休み終了まであと1週間!/公立中学生・推薦入学希望の高校生は課題テスト対策を始めましょう/国立大志望者は年後半の数学の予習は終わりましたか?」「春休みには数学の予習を半年分やる!/その予習が必要な生徒とは?

無茶言うな!という方へ

私が教えてきて実感では、青チャートや4ステップで数Ⅰの因数分解では、大抵の生徒の予習は2~3日で終わります。数Ⅰの最初から一次関数までも2週間もあれば終わります。もちろん、青チャートの重要例題やエクササイズは飛ばします。重要例題は、塾の自己学習・学校の授業後に復習すればいいんです。

このぐらいのスピード感のある学習が無理だというのであれば、そもそも数学を取ってはいけません。どうせ学校の授業についていけなくなって理解不足がテスト前に積み上がって、他の教科の学習に悪影響を及ぼす悪循環が続きます。

数学を捨てて英語や国語に専念した学習をしていれば楽に私立の文系の受験教科で好成績が取れるものを、思考停止であるいは無理をして数学に手を出せば、それらの重要科目についても成績が落ちてきます。結局は英語と国語に絞って楽な学習をしてきた生徒よりも、下手に数学に手を出したばかりに苦労して下位の大学に進まないといけないということになってしまいます。

ですから、当塾では生徒に無駄で無理のある学習をさせないように、志望校別に指導は明確に分けます。「上位国立大学に必要な学習・スケジュール」「関関同立に必要な学習・スケジュール

そんなことを言っても決められないという方に

進学校では、「君の数学の学習を見ていると成績を伸ばすのが難しいから、もう数学を捨てろ。」と言っても納得する生徒はいません。だから「数ⅠAの間は自分なりに頑張って様子を見てみよう。」ということにしています。多くの生徒はそれで自分自身の学力に納得がいって正しい選択してくれます。けれども少数の生徒ではそれでも分からずに数学をまだ取ろうという生徒がいます。もちろん塾ではあらゆる面からアドバイスをしますが、強制的に数学の学習をやめさせることはできません。その場合は入試に失敗します。

中には、「指定校推薦もあるから全教科の成績を上げたい」という生徒もいますが、そんな生徒に限って自分の学校にはどの大学にどれだけの指定校推薦の枠があるのか、それにはどれだけの成績が必要なのかも知りません。私の知る限り、関関同立以上に指定校推薦枠を数多く持っている高校は、阪神間では、私立の2校程度しかありません。公立はありません。だから、大抵の高校では指定校推薦を狙って数学の学習を無理に続ける必然などありません。却って害悪です。

親御様への厳しいお話

「子供の可能性を否定するな!」という方もおられるかもしれませんが、長い経験がある私が一年間見てきて無理だといっているのです。確実に失敗します。そもそもこういうこと言ってくる方は文系の親御さんに多いです。高校の数学をモノにするにはどれだけの苦労が必要か、自分の子供がその苦労に耐えられるのか分かっておられない。あるいはもっと厳しい言い方をすると、理数系の能力っていうのは遺伝的なものです。自分の子供にその能力があるのかどうかという判別が付いていないのです。なぜなら自分はそれだけ必死に勉強してモノにした、あるいはそれでも無理だったという経験がないからです。だから「中学の数学はできたのに、高校になって成績が下がりました。なぜでしょう。」などと言ってくるのです。中学の簡単な数学と高校の数学特に入試レベルの数学では全くモノが違う、必要な学習・努力も能力も違うということさえお分かりになっていないのです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。