ミドリゼミの高校の学習 Part2
なぜその様になるのか?もちろん難しい授業のせいなのでしょうか? それも有るとは思いますが、けれど使っている教科書はどの学校でもほぼ同じ、学校から買わされる問題集もほぼ同じです。それ程大きな差が有ることはありません。
理由は、授業のペースにあります。上位校ほど授業のペースが早いから、理解する前に次の範囲に進まれて、わからないことが積み上がって解決さえ出来ない状態になって破綻するのです。特に、優等生の上位校の生徒は、このような辛い経験がないため、そのショックは大きく、自分で立ち上がることも出来ずに崩れ去っていきます。
そこで、私がやっていることは、学校ペースに惑わされないですむ学習ペースを自分たちで作り上げていくことです。そのために、春休みから学校の授業が本格的に始動し始める4月の半ばまでに、1学期分以上の英語と数学の予習をします。夏休みには2楽器と3学期分の英語と数学の予習をします。
日々の学校の宿題や忙しいクラブ活動等に煩わされずにマイペースで学習できる春休みや夏休みを利用して、すくなくとも次の学期分を予習します。
そうすれば、学校の授業が始まった時に、わからないところを再発見する余裕も、より高度な問題にチャレンジする余裕も生まれます。また、学習に一番時間を取る数学と英語で余裕があるため、重要科目では有るが授業数も少ない古文や理科などの復習を日々の学習に当てられ余裕のある学習をすることが出来るのです。もちろん、この日々の学習も私が毎日フォローします。