- 映像授業が役に立つ子供
近年、大学受験の世界では、映像授業配信の授業がすっかり一般的になりました。「子どものために」と少なくない費用をかけて申し込む保護者の方も多いですが、実際の現場を見てみると、その仕組みをうまく生かして成績を伸ばせている生徒 […]
- 大卒のブルーカラー化、しかも本当のブルーカラーには収入で負けつつある
大卒のブルーカラー化 「とりあえず大学を出ておけば、将来は綺麗なオフィスで安定した生活が送れる」 今でもこの前提でお子さんの進路を考えておられる方が少なくありません。しかし、海の向こうのアメリカで起きている雇用の地殻変動 […]
- 成熟が遅れた男子が大学受験に失敗し、ジョブ型雇用で早期リストラされる
1. 関関同立入試で起きている男子の成熟の遅れ 大学名 文系学部の男女比(※) 理系学部(工学部)の男女比 関西学院大学 男 33% : 女 67% 男 89% : 女 11% 神戸大学 男 76%& […]
- 高校1年生、コース選定の時期~安易な国公立志望は失敗する
高校1年生の秋、多くの学校で文系・理系、国公立・私立のコース選択書類を提出する時期がやってきます。 「自分の今の学力」や「自分がどれくらい努力できる人間なのか」を客観視できず、甘い見通しのままコースを選んで大学受験で大失 […]
- 上位の国公立大学の合格には、本能的な闘争心とプライドが必要
高校3年生の9月に共通テスト準備へ入るという「絶対防衛ライン」 独特の設問形式が並ぶ英数国、そして圧倒的な情報処理量を要求される共通テスト。これらに慣れ、自分なりの時間配分や戦術を確立するには最低でも3カ月かかります。「 […]
- 共通テスト対策に「8年分」必要な理由~逆算すれば高1からの予習が必要
共通テストは「8年分以上」解かないと戦えない 毎年、共通テストの過去問を解き始めた生徒の多くはその点数の低さに青ざめます。 しかし、数学や英語で点が取れない最大の原因は「知識不足」ではありません。膨大な問題量に焦り、時間 […]
- 中学1年生と高校1年生にある断絶~コロナ後しか知らない世代
ある日の夕方、教室でのことです。 中学1年生が、塾に持ってきたパンを美味しそうに食べていました。ミドリゼミでは、他人の邪魔にならない限り、飲み食いしながらの学習はOKです。遠方の私立や高校に通っている子供では帰宅途中によ […]
- 「〜ですよね」と言う子供の限界——論理ではなく「感情の共有」で破綻する国語力
国語の学習段階に関しては「国語が出来ない理由4段階」、国語の学習方法は「中学生の国語の学習方法」「高校生の現代国語の学習方法」をご覧下さい。 小論文が書けない高校生の共通点 高校生に小論文を書かせると、3人に2人は論理が […]
- マッチングアプリが生み出した「結婚の学歴主義」~学習塾が見る非婚化の原因
はじめに:婚姻率低下の真因は「お金」だけなのか? 「若者の給料が上がらないから結婚できない」 「経済的不安が少子化・非婚化の原因だ」 メディアや政治の世界では、決まってこのような理由が語られます。しかし、本当にそれだけが […]
- 「マイペース」に逃げる親子とそれを餌にする大手予備校のシステム
当塾を20年間以上経営し、多くの受験生の努力とその結果を見てきました。 その中で、難関大学(国公立や関関同立以上)に現役で届く層と、途中で失速して落ちていく層には、はっきりとした学習計画のついての「決定的な違い」がありま […]
- 私立3教科・推薦入試が招く学力崩壊|大学・専門の留年と就職の現実
現在、大学生や専門学校生を対象とした個別指導塾や補習サービスの需要が顕著に拡大しています「せっかく慶應・理科大に入ったのに大学生の「塾通い」が急増 付属・推薦入試増大の結果」。 かつては講義の履修や単位取得では、学生自身 […]
- 教育投資の矛盾~中学受験には喜んで課金し、大学浪人は出し惜しむ
「浪人させたら子どもが精神的に辛いのではないか」 「今の時代は現役で受かったところに進学するのが堅実だ」 大学受験期の面談で頻繁に出る相談ですが、進路指導の現場から見るとここには大きな判断のズレが存在します。 中学受験で […]
- 学歴フィルターの理由:神戸大・関関同立・産近甲龍の努力の度合いを見ていればわかる
就職活動の時期になると、必ず「学歴フィルター」の是非が議論になります。「学歴だけでは仕事の能力や努力は測れない」「これからはコミュ力や課題発見力、地頭の時代だ」「学歴は親の経済力や環境格差の産物だ」といった反対意見を口に […]
- 神戸大と関関同立で男女比が逆転する 10代男子の精神年齢と学力問題
当塾では、高校受験における神戸高校や御影高校、大学受験では神戸大学をはじめとする国公立大学や関関同立を志望する生徒を中心に指導を行っています。 日々の指導現場において、近年特に顕著に見られる現象が「10代男子の精神的成熟 […]
- 夏休みは学校の宿題だけ、数学の予習をしないは国公立大学は無理
学校の宿題を「こなす」だけで夏休みが終わる現実 進学校では夏休みに青チャートや4ステップといった分厚い問題集が大量に課されます。多くの生徒はこの宿題を終わらせるだけで精一杯のまま夏休みの終盤を迎えています。 ここで言う「 […]
- 医学部・情報系人気の陰りと工学部復権の「裏にある現実」
今回は進路指導の現場から理系の学部選びにおける変化について書きます。 難関中高一貫の生徒から公立トップ層まで日々見ていると、ここ最近で生徒たちの進路の選び方が明らかに変わってきました。 少し前まで理系の上位層といえば、 […]
- 偏差値65、60、そしてそれ以下で分かれる努力の質
高校数学の進度格差と現実認識の欠如 長年、大学受験指導を通じて数多くの高校生の学習態度と進路選択の過程を観察・指導してきました。高校の学習は中学段階に比べて内容が飛躍的に高度化・抽象化するため、学校の進度のみに頼った学習 […]
- 勉強は頑張れないのに部活は頑張る生徒の脳科学~社会で勝つのは?
「正しい指導をすれば子どもはやる気を出す」「目標や成功体験を与えれば変わる」といった教育論を語る評論家や塾は多く、それを信じる保護者の方も少なくありません。 しかし、実際の指導現場を見れば、そんな綺麗事で子どもが根本から […]
- 通知表3と4はオール4以上に上げることが難しい 指導方法は?
評価「4」の壁に潜む本質的課題 前編「公立中学の通知表オール3を4に引き上げるのは難しい」では、阪神間における上位層の私立流出に伴う公立中学の構造変化、新学習指導要領における「観点別評価」の仕組み、ならびに「通知表オール […]
- 公立中学の通知表オール3を4に引き上げるのは難しい
当塾のように最難関校(灘・甲陽等)の指導を主軸とする現場におきましても、公立中学にお通いのご家庭から「現在の通知表を一段階引き上げられないか」というご相談をいただくことがございます。 特に多いのが、「通知表オール3の生徒 […]
- 「文字の美しさ」から「面接の人間性重視」へ――文系の歪んだ認知と理系へのマウント構造
「書は人なり」「文字の美しさは心の美しさを表す」――昔から日本社会で当然のように語られてきたこの言説に、疑問を抱いたことはないでしょうか。 私自身、20年以上にわたる学習塾経営を通じて、難関校を目指す数多くの子どもたちと […]
- 理系は地理、文系は歴史を選択する理由ー脳の認知スタイルに差
歴史は暗記量が多いから私立受験で社会がない理系が敬遠するというだけではなく、歴史は嫌い・学習する意味が分からないという理系が多い。一方で、文系は私立受験の際に大学の受験科目や高校の授業選択を考えると日本史や世界史、特に日 […]
- 理系はなぜ英語が不得意なのか — 認知科学と教育から考える
学習塾を20年以上年経営する中で、非常に多くの理系生徒や保護者様から「数学や理科は得意なのに、高校2年あたりから英語がどうしても苦手になる」というご相談を受けてきました。まず明確にしたいのは、「理系だから語学に向いていな […]
- 英語が読める・話せるの科学的正体 ~ 頭から読む力の育成
1. 「和訳」と「頭から読む」の根本的な違い:英検2級と準1級を隔てる「巨大な壁」 英語を「日本語にきれいに訳すこと(訳読法)」と、「英語の語順のまま頭から理解すること(直読直解)」は、単なるスピードの違いではありません […]
- ミドリゼミの数学、高校生の夏休み 各学年ごとの学習
ミドリゼミにおける数学学習では、高3の9月から始まる共通テスト準備および二次試験対策から逆算したスケジュールを徹底することが合格への鍵となります。「高3になってから入試勉強」「今は復習」という進度では、上位国立大学(理系 […]
- 高校数学で必要な理系脳を脳科学から考える
高校数学の指導現場において、中学時代は数学が得意だったはずの生徒が、高校に入学した途端に失速するケースは珍しくありません。この現象は生徒の努力不足や学習量の低下ではなく、中学数学と高校数学で要求される「認知機能(脳の処理 […]
- 米大学が学力テスト回帰?日本の難関大も実は推薦より一般入試
近年、教育界やビジネス界では「学歴やペーパーテストの点数よりも、主体性や人間性、個性を重視するべきだ」という議論が活発に行われてきました。AO入試(総合型選抜)の拡大や、社員採用における「人物重視」への移行は、その代表例 […]
- 附属校の男女差 女子は外部受験や志望学部に頑張るが、男子は崩壊
「せっかく中学受験で高い倍率を突破して私立の附属校に入ったのに、ダラケてしまい、成績が下がっていく……」 ミドリゼミに 付属校の親御様が入塾希望される最も多い原因です。そして、このような嘆きは男子生徒に圧倒的に多い。同じ […]
- 一人っ子・第一子が優秀な理由。姉と弟の「弟」が陥る罠と逆転劇
この話は、一般的な科学的知見や、私の20年以上にわたる塾経営に基づく経験から生まれたものです。もちろん、それぞれの家庭環境やご状況によっては、読まれて不愉快になられる方もおられると思います。その点については大変申し訳なく […]
- 30歳代、40 歳代に全盛になる人間の全能感と中学受験の悲劇
人生における「二つの全能感」の対比 人間の発達過程には、「自分は何でもできる」という強い万能感や全能感を抱く時期が二度訪れます。しかし、その心理的メカニズムと目的は大きく異なります。 一度目は、思春期(中学生頃)の子ども […]