各学年の指導とともに、階層が一つ上の「学習方針」もお読みください。当塾の基本的な指針・塾長の経歴等を説明しています。

公立中学の生徒の皆さん

学校の授業の復習を学校の授業のペースに合わせて学習します。塾からの宿題は、テスト前と入試前以外は出しません。塾に来て学習していただくだけで、神戸高校でも兵庫高校でも合格させてみせます(もちろん、学力によります。)。

中学生の学習は難しいものではありません。その証拠に、芦屋高校に進むような生徒では、3年生の冬休みまでおぼえられない・できないと言って学校のテストで60点くらいをウロウロしていますが、志望校の入試が目の前にぶら下がってくるとわずか1カ月ほどでほとんどできるようになります。難しいからではなく、「やる気がなかったから」なのです。もちろん神戸高校に進むからと、特別難しい問題を解く必要もありません。テスト問題は公立校では共通です。

今できていないというのは、勉強のやり方がわからないからでもなく、理解できないからでもなく、今やる気がないからに他なりません。御影高校に進むような生徒は、今やる気を持って少しだけ頑張っているだけの話なのです。

公立中学で通知簿3と4が混ざっているレベル以下の生徒

このレベルの生徒には、学習方法や指導方法など関係ありません。テストの答案をご覧になったらお判りいただけますが、「漢字・英単語、社会の用語をおぼえていない。」「計算問題や簡単な英文法の穴埋め問題を間違えている。」ので点数の多くを落としています。学習方法や指導方法云々以前の問題なのです。

赤のシートで問題集やノートを隠して、ボ~っと眺めているだけだから、「漢字・英単語、社会の用語をおぼえていない。」ことになるのです。中学受験組が多くを占める阪神間の小学校は、受験組の休息の場となっていて、学習をする場にはなっていません。だから、キチンと学習することなど躾けられていないのです。こういう生徒に書いておぼえるように言うと、その大変さから徹底抗戦されます。そのレベルのことから躾けないといけないのです。

そこで、キチンと勉強するように言っても、安楽な学習に慣れた子供は、勉強するふりをして逃げます。「計算問題や簡単な英文法の穴埋め問題をテストで間違えている。」のは、問題を解いて間違えても赤ペンで正解を書き入れるだけの安易な学習をしてきたツケです。なんで間違えたのか、どう間違えたのか普段の勉強で反省もせずに塾に行き机の前に座っているからです。

もちろん、このレベルの学習指導では理解出来ていないところから、多くは小学校の単位計算に遡って教えます。しかし、丁寧な学習指導だけでは、このレベルの生徒の問題のほとんどは解決しません。学習の前に学習する姿勢と気持ちがないからです。

ここまでお読みになって、「普通の成績なのに、そこまで酷くはない。」と思われている保護者の方も多いでしょう。けれど、そういう方は根本的に間違えておられます。成績優秀者の多くは中学受験で抜けています。その残りの生徒に、絶対評価になった通知簿では上位1/4に5、1/4に4がつきます。相対評価とは違い通知簿3は真ん中以下なのです。だから、私立組も入れて全体で考えれば、下位1/4の生徒に3がついています。今の公立中学の通知簿3は親世代の2だと考えれば、ここに書いてあることが妥当だとお分かりいただけるのではないでしょうか?

だから、中学の学習の前に小学校レベルの学習姿勢やヤル気を直すことから始めなければいけません。学習方法という技術を教えて解決することではありませんし、本人の本質的なことに手を突っ込まなければいけませんので、いつ成果が出るのかも分からない大変な指導を受け持たないといけません。

もちろん、こういう生徒を苦労して教えても生徒には受け流されるだけで、成果は出ないことが多いです。過干渉な親から身を守る術は心得ているから塾に来てお茶を濁して受け流すのです。一方で、この現状をご理解いただけない保護者様からは、直ぐに目に見える成果が出ないことに白い目で見られる事も多いです。塾での指導は、大変難しいです。そのことをお分かりの方のお子様のみお引き受けいたします。

その上のレベルの生徒の指導

学力と能力に応じで、出来なければいけない問題・到達可能な問題を、学校のペースに沿って、出来るまで指導します。その前提として、英語でが、教科書本文で学校では説明していない文法・文型・前置詞などの慣用表現の全てを教えます。数学では、到達可能なレベルまで、あらゆるバリエーションの問題を教え題意の把握ポイントを指導します。

成績上位の生徒には、どの進学塾でも教えていないレベルの内容まで教えます。当塾は、甲陽、西大和、神戸女学院、高槻などの生徒も教えてきた塾です。その生徒の能力一杯まで引き上げます。もちろん、テスト前にはその対応もします。それだけの学習をしても、当塾では神戸高校などに進んだ生徒でも、定期テストや入試前を除いて、あまり宿題は出しません。毎日3時間も塾に来ていれば、塾でほとんどの学習は完結します。

中学校の学習は難しいものではありません。高校の入試問題も、神戸高校であっても他校と同じ公立高校の入試問題です。私立では、須磨学園であっても学校や一般的な市販の問題集から外れた難問など出題されません。もちろん学校のテストも同様です。どの問題集にでも載っている頻出問題を確実に解ければそれでいいのです。逆に言えば、優秀な生徒の多くが中学受験で抜けた後では、神戸高校志望者と言えども大したことはありません。難問対策に邁進できる生徒などごく少数です。進学塾のように学校と同じような通り一遍の予習をして、分からないところはそのまま放置して、解法丸暗記で得点を上げさせるため膨大な宿題を放り投げる学習では理解不足が積み上がるだけです。今の公立中学では相当に優秀な生徒でも、丁寧にフォローすることが必要なのです。

それに、このような進学塾の丸暗記学習で進学校に進んだとしても、理解力が必要な高校の学習に対応できず、高いプライドから身に付いた学習方法は変えられずに落ちこぼれて大変な目に合っている生徒は数限りない程見てきました。当塾では丸暗記型の指導は極力排除して、理解力の上に立つ合理的な指導を心がけています。

このレベルの生徒の成績を伸ばすのは、比較的簡単です。正しい勉強方法を効率よく行えば、必ず成果が出ます。

学校の授業に合わせた学習をする理由

予習が必要なのは学習が複雑化して学校のペースで学習していれば理解不足に陥る高校からです。学習内容が簡単な中学で学校と別のペースで塾の授業を進めることになんのメリットもありません。子供に負担を強いるだけになります。

塾と学校同じような授業を繰り返すだけになんのメリットが有るのでしょう。自己解決力のない中学生ぐらいの子供では、分からないことは分からないまま二度学習するだけになります。その不足を埋め合わせるように丸暗記学習のため膨大な宿題を生徒に放り投げる。そんな状況に矛盾を感じている生徒がミドリゼミに移ってきます。そういう生徒の経験通り、そんな塾で無意味な予習をするくらいなら、学校の復習でわからないことを塾で講師が判断してキチンと解決するほうがよほど大切です。

進学塾は、進学塾の名前にふさわしいことをしようと予習をするだけです。進学塾の進学実績は、素晴らしい授業があるからではなく、進学塾の看板で成績の良い生徒を集められることにあります。他に理由はありません。

公立中学では、たとえ神戸高校に行く生徒でも、親世代より確実にレベルは落ちています。中学受験で上位の多くは抜けているからです。その証拠に、神戸高校の進学実績は親世代とはかけ離れ、真ん中ぐらいでは関関同立がやっとです。下位では甲南大学にも進めません。要するに上から下まで学校の授業の理解で十分なばかりか、それで精一杯な生徒ばかりなのです。予習の必要などありません。

進路相談・指導について

当塾では、塾の進学実績を上げるために、むやみに上位高校への進学は薦めません。上位高校に下位の成績で入ると落ちこぼれて、下位高校に上位の成績で入っていたなら進学できた大学に行けないことが多いからです。

子供の学力を見極め、最終学歴である大学進学に最良の結果が出るように進路のアドバイスをします。偏差値や学力だけでなく、学校の校風と生徒の適性の関係も重要です。管理が厳しい学校に進んで伸びる生徒もいれば、受動的な学習を強いられて潰される生徒もいます。
長いキャリアを誇り、この地域の事情に精通しているベテラン講師が毎日生徒と過ごして、生徒の学力だけでなく性格も把握し散るから出来ることです。

テキストについて

1教科1冊、1,000円少しの問題集を購入願うかと思います。他の塾のテキストもそのまま使いますので、お持ちの場合はほとんど購入の必要がありません。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。