子供、特に男の子がダメになる要因・・・数多くの子供を教えてきた男の偏見
親が過保護・過干渉にならざるを得ない場合
酷いことを書くと言われる方がおられるかもしれません。ただ、これは私の経験則で、偏見かもしれませんが、あるパターンでは当てはまる事実でもあると思っています。
それは、子供が喘息などの生き死に関係ある疾患を持っている場合です。当然、普通の子供より母親は子供に気を使わざるを得ません。しかし、時にはそれを越えて子供への申し訳なさから、遠慮や甘やかしにつながることがよくあります。子供によっては、その親のスキをうまく利用する場合があります(私の経験では結構多いと思います)。特に、この小児喘息は男の子に多い病気ですが、男の子の場合には母親が離さなくなってベッタリな関係になることがしばしばあります。
その結果、「いざとなれば何でも言うことを聞いてくれる」「最後は思い通りになる。」ことが当たり前になって、思春期以降に病気が良くなっても、ろくでもないことになることがままあります。
この経験則が教える、一般則
この数少ない私の経験は、過保護と過干渉と子供への遠慮はロクな結果にならないという、子育て不変の真理に当然行きつきます。そして、「何のために勉強するのか?」でも書きましたが、最近男の子が女の子より遙かに弱っちくなってきて、少数のマシな男に女が群がり、その他の弱っちい男は見向きもされなくなってきているというかなり普遍的な話に行きつきます。
なぜ、こんな頼りない男の子が増えてきたのか? 私は母親が同性の子供には結構シビアに対応するところがあるのに比べて、男の子には甘いことが多いからだと思っています。逆に父親は女の子供にはダメダメなことが多いですが、男の子に厳しくしようと思っても母親とマジなバトルになるので厳しくできないことも多いんです。だから、男の子は女の子より甘やかされて育つことが多い。外で働き家族を守らなければいけない男は厳しく育てられた昔と正反対です。
私の親戚の小児喘息のお兄さんは、呼吸器を鍛えるためと、小学校では当時珍しかったサッカーのクラブチームに放り込まれて走らされていましたよ・・・昔の子のメチャクチャな理屈は今は通用しないでしょうけれど。
当然の結論・・・女性と付き合うのが怖い男が増える
この結果、頼りない男の子が多くなってきている。当然そういう男の子は、勉強もいい加減だから、学歴も低く、収入も低い職業に就かざるを得ない。そして、以前も書きましたが、女の子に見向きもされない男が増え、女性と交際の経験もない男が最大勢力になってきています。これは私の偏見ではなく、「交際経験がない」20代男性は約4割という現実」というような調査結果が出てきているわけです。これが非婚化と少子化の最大の原因です。
この調査では、男性に原因を聞くと、「交際するのが怖いから」となっています。どういう理由か分かりますか? この調査は理由までは調べられていませんが、私は理由は二つだと考えています。一つは、自分よりしっかりとしている女の子に子供時代から主張され続けてきて、男女雇用機会均等法で会社でもまともに張り合われて、女性はライバルになっている。母親のようになんでもしてくれ、何でも受け入れてくれるとまでは言わないまでも、やさしい女性はいないんです。それまでの甘やかした子育ての集大成でもあるわけです。
もう一つは、そういう女が自分達には見向きもせずに頼りになる男に群がり、そのポジションを利用して多数の女性と交際を楽しむ男がいるという弱肉強食を目の当たりにして女は怖いと感じるのだと思います。別の言い方をすれば、「今までバカにして散々他の男と遊んできて、そっちがダメだからと、いい歳になってから手のひらを返して来られても・・・」ということで、そういう女と交際するのが怖いのと同時にバカらしいと思ってるんですよ。
私が入塾時に男の子に言うこと
まあ、女性が強くなりすぎたというのは分からないでもありませんが・・・しかし、塾の立場としては男子生徒には言わなくてはなりません。
「女の子は結婚という逃げ道はあるが、男にはない。特別な才能か運、あるいは親が芦屋の金持ちでもないかぎり、サラリーマンになるしかない。稼ぎが良く面白い仕事ができるサラリーマンになるためには、できるだけいい大学に行って希望の大企業に入るしかない。そして、いい職業に就くほど女は寄ってくる。特に女は25歳過ぎると、男の地位と金以外見てない。恋愛の夢物語ではなく、結婚の現実を見るからや。この簡単な結論は分かるよな?」
まあ、真っ当な学校や塾では言いませんわな・・・・何で言わないんだろ?一番大切なことなのに。
まあ、きれいごとしか言いませんからな。親がきれいごとを望むからです。だから、私の塾の経営はダメなんです。
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