新高校1年生は半年分の数学と英文法の予習を進める! その進捗とは?

入試翌日、合否発表前から新年度の予習をもう進めている新高校1年生

兵庫県では、ブログの作成日の3月19日に合格発表がありました。今年度の新入塾生は神戸高校と御影高校の新1年生です。教えていても学力的には、御影高校では最上の部類に入ります。併願で須磨のⅢ類も取っている優秀な生徒もいます。

このレベルの生徒を集めると、数学や英文法の予習はどう進むのか? ご紹介します。

数学の予習

数学の予習を3日ほどになります。数Ⅰから始めましたが、数と式の式の展開、因数分解、実数はもう終わりました。家で自己学習を進めている生徒では不等式と命題も終わっています。使用教材は青チャートです。おそらく学校でも使うからです。

全員この因数分解の解法も区別して楽勝で出来るので大丈夫だと思います!おそらく、半分の高校1年生は、この因数分解の解法を教わっても、そもそも学力不足で独力では解けない。

その上位の2~3割では、この両パターンが混ざって出題されるとどちらの解法なのか分からずに解けません。どういう式の特徴を見抜いてど、どちらを選ぶのか教えられずに、この参考書の解説のように「こう解きま~す!」だけしか教わらないことがほとんどだからです。けれども教わっても解けない生徒は多い。どちらを選ぶのか式の特徴を教えても、それを認識できないのです。式の係数や次数の特徴からその式が何を意味しているのか見抜けない生徒は、数学では致命的です。二次関数、三角関数、漸化式、微積分、特に数Ⅲの積分、すべて無理です。この時点で高校の数学は今後無理です。断言しましょう。無理です!

でも、今年度の高校1年生は大丈夫。

こちらの因数分解は多少苦労しましたが、全員OKです。こちらは、かなり複雑で二つの公式を応用的・段階的に使わないといけないので、おそらく90%の高校1年生には無理です。ほら、私の参考書に何度も教えた形跡があるでしょう?でも、これが出来ない高校1年生は、その後の段階的に条件分けしていく応用問題ではつまずくことを繰り返すので、数学はこの時点で諦めた方が良いです。上位の国立大学も、関関同立の理系も無理だと思います。

この調子なら、学校の授業が本格的に始まる4月の半ばまでに二次関数は終えられるはずです。ミドリゼミの春期には休塾期間もありますが数Aの確率も終えたいと思っています。

学校の授業が始まっても基礎的なことはすでに理解しているので、後は応用問題レベルの問題を復習して自分の理解を確認していくだけです。

入試直後から数学の予習をする理由

数学の予習を進める理由は散々書いてきました。高校の数学は学習にとても時間がかかる科目です。ただ解法を見て問題を解くだけでなく、自力で解けるようにまで追い込むとなるととても時間がかかります。かなり優秀な生徒でも上に挙げたレベルの問題でも精一杯なはずです。

だから、学校の学習ペースに合わせて予習復習をしていると、この基礎~応用レベルのチャート式の例題を学ぶだけで精一杯になり、この上のレベルの重要例題などの応用問題まで手が届きません。基本問題が多い学校のテストは何とか出来ても、応用問題の模試の成績が悪い生徒がいるのはこういう理由です。

だから、この基礎~応用の学習を春休みや夏休みの長い休みの間に予習で終わらせておいて、学校の復習や課題をするときには、基礎~応用の問題を軽くして、応用問題に注力すればいいわけです。そうすると、一番時間がかかる数学の学習時間が減り、他教科を学習する余裕ができます。全般的に学力は上がり、共通テストにも対応できるようになります。

だから、長い休み中に十分予習をしない、あるいは予習をする学力がそもそもない生徒では、数学の復習に時間を使っても理解不足になり、結局中途半端な状態で学校は先に進まれてしまいます。そして、数学に時間を使うため、英語や国語などほかの科目の学習が疎かになって全般的に成績が低下して行きます。だから中途半端な学習をして数学の成績が上がらないのであれば、英語や国語に専念して私立の文系を狙わないと行ける大学にも行けなくなるということなのです「新高校生の新学期の開始/数学の予習を!」「夏休み終了まであと1週間!/公立中学生・推薦入学希望の高校生は課題テスト対策を始めましょう/国立大志望者は年後半の数学の予習は終わりましたか?」「春休みには数学の予習を半年分やる!/その予習が必要な生徒とは?」。

英文法の学習

まだ1日しか学習していません。それでも、文型、時制、完了形を1日で終えています。もちろん、説明をも聞き、問題も解いてです。

英文法の学習を塾で進める理由は、まずは学校の英文法の授業ではテキストも薄く、教師の説明も簡単なことが多く、この授業だけでは大学入試に対応できないからです。もちろん、英文法の模試や入試問題を解けないこともありますが、学校の教科書とは段違いに複雑な文章が出される模試や大学入試の長文読解にも対応できなくなるのです。

だからミドリゼミでは適切な問題集を使って、私がポイントをかいつまんで説明します。使用教材は塾専用教材になりますが、写真のものです。でもこのレベルの生徒では、その「かいつまんで」の説明で十分でとても簡単で済むのです。

例えば、「現在完了では状態動詞が継続、動作動詞が完了、過去形と完了の違いは、過去の動作のみ述べているか、過去の動作動詞の行動後の状態の継続を述べているかの差。この動作動詞の動作を継続で使う場合が現在完了進行形。過去完了と未来完了では、時制の起点が過去と未来になる。」で説明は済みます。

こんな説明をこの下のレベルにしても「???」になり、とても丁寧な説明が必要です。しかも、何度説明しても忘れる。

このレベルの生徒を教えることはとても楽

こちらが大丈夫だと思うところはすんなりと通過し、こちらが予測するところで分からないと言い、こちらがこう説明すれば理解できるだろうと説明すれば理解します。この下のレベルでは、大丈夫だと思ってもつまずき、どう説明しても「分からない」と言い、学習が進い。その上、何度も忘れる。そのことと比べると雲泥の差があります。

この下のレベルでは、最終的に予習は進まずに、学校の授業に追いつかれて、学校の授業で説明を聞いて復習しても「分からない」となります。そうこうしている間に学校の授業は先に進まれて、分からないところがテンコ盛りになり、テスト前に四苦八苦になり、理科や社会、古文など学習する時間も無くなります。

おそらく、大阪大学や神戸大学に進むであろうこのレベルを指導するのは、本当に楽なんです。

あとは、数学でここに挙げた問題レベルでつまずいて、自分から「数学アカンわ」と見切りをつけて英語と国語に絞って関関同立に進む賢い生徒。それだけの判断が出来るので数学は不向きでも頭はいいのです。2教科など楽勝です。こちらは、科目数が少ないからもっと楽で最良のお客様です?

この下のレベルでは、理解させるのにとても丁寧な説明が必要だし、その時分かったと言っても何度も基本から真っ白にお忘れになります。何度も何度も同じことを説明しないといけない。だから、学習が予定より進まずにマネージメントが大変になります。その上、判断力もないので、どう考えても無理な国立大学を目指して数学を学習し続け、全般的に成績不振になります。

それで、「塾に行っているのに!」と言われるんですが、塾では「高校の数学では適性がある。中学の時に何とかなった優等生でも無理な場合もある。自分で気づいて、客観的な厳しい判断も受け入れて・・・」と言うんですが、その無理な数学を「何とかしろ!」とおっしゃる。塾でできる最適な学習指導は「数学を諦めろ」です。それ以上はありません。「数学が苦手な生徒の勉強方法/数学を捨てることです

もし、「いや、教え方が悪い責任逃れだ!」と言うのなら他の塾に行って下さい。私は、親子から不快に思われることも覚悟して、その子の将来のために進言しているのです。いつまでも「神戸大学!」などと夢を追って、下手に数学に手を出して、結局は英語も学力不足になって関関同立にも行けなかった生徒を数限りなく知っているからです。そのこともキチンと言って聞かせます。それでも判断も出来ないのなら「大丈夫です~、ウチは大手なので特別なサムシングがあるんですよ!」と言う塾にどうぞ。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。