共通テストで絶対に失敗してはいけない理由

当塾の指導方針は明確です。

「神戸大、大阪大、京都大学を目指すなら、共通テストを絶対に失敗するな。」

大手予備校や学校の進路指導では、よくこんな甘い言葉が飛び交います。「2次で逆転合格!」

甘い受験生へのビジネストークを真に受けて共通テストを軽視した受験生で、上位の国公立大学に合格した生徒を見たことはありません。

確かに、数学が得意な子が神戸大や大阪大の2次試験で大問を1つ多く完答できれば、点数差がついて逆転できるケースはあります。しかし、現場で長年合格者と不合格者を見届けてきた立場から言うと、「ニ次で逆転できる」というような生徒で、「共通テストは準備不足で合格基準点を取れない」ようなヤツは絶対に落ちる。

逆転とか言う前に、キチンとした計画と努力せずに甘い言葉に流されるようなヤツが上位の国立大学など合格するはずがない。絶対にありません!

あの独特な出題形式の共通テストに対していい加減な準備で臨むなど、そういう考えを持っているだけでアウトです。上位の公立大学など受験する資格はない「共通テスト対策に「8年分」必要な理由~逆算すれば高1からの予習が必要」「上位の国公立大学の合格には、本能的な闘争心とプライドが必要」

共通テストをニ次で逆転できるのか?

神戸大学や大阪大学の文系ではそれほどの難問は出ません「2025 神戸大理系 数学 大問4~5の講評 後半/青チャートで解ける」。これらの大学のボーダーレベルの生徒では、数学が得意な生徒と苦手な生徒で大きな差が出るレベルの問題が並んでいます。だから、数学が得意な生徒と不得意な生徒では二次の得点差は開きやすいので、「二次で逆転だ」は噓ではありません。

しかしです。私が今までに教えた経験では、共通テストの準備も満足にできずに、数学などの得意教科だけで逆転できる生徒など見たことはありません。なぜなら、共通テストの準備もまともにできない生徒が、多少先天的に数学が得意だと言っても、大阪大学や神戸大学の入試問題を解けるようになるまで自分を追い込んで学習するはずがないからです。それに、数学も英語もこのような上位の国立大学のボーダーにある生徒なら、共通テストもそれほど準備不足になるわけはありません。

一方、予備校などの甘い言葉に引き付けられるような生徒では、共通テストで失点し、もちろん二次も難しくて解けないはずです。

大坂大学の理系や京都大学ではどうか?

「京都大学は本質的な思考力や閃きを見る大学だから、共通テストのようなマーク試験は関係ない」と思っていませんか? 実態は真逆です。

京都大学や大阪大学の理系では、この創造性を大学の先生=出題者が拗らせた結果、入試本番では誰も解けないような難問・奇問が数問出ます。医学科の受験生や一部の数学モンスターを除けば、普通の合格者は解けません。解ける標準問題を確実に拾って、あとは部分点稼ぎのドングリの背比べ終わります。

つまり、大学側がいくら「閃き」を求めて難問を出そうが、2次試験の数学ではほとんど差がつかないのです。

では、最後の合否を分ける決定打は何になるのか?

皮肉なことに、「一番本質的な閃きと関係のない共通テストの点数」です。それ理系であっても、ひらめきなどとは関係のない英語や理科で大きな弱点がないことです。

「数学は標準的な問題を2問手堅くまとめて、あとは部分点を拾えば逃げ切れる」という圧倒的な精神的余裕を持って戦えます。「2次で逆転できる力がある生徒」が共通テストでもボーダーにいる生徒なら解けなければいけないひらめきなど必要がないもんだの得点をきっちり点を取って先行逃げ切りを図るのが、難関大受験の必勝パターンです。

もちろんこれは、神戸大学であっても大阪大学の文系であっても同じです。数学でみんなが解けるもんだを確実に解けばいいのですから。

そして、滑り止めの私立大学での余裕を生む

もうひとつ、受験戦略上きわめて重要な現実があります。私立の滑り止め・併願対策です。

関西の国公立志望者であれば、同志社、立命館、あるいは早慶などの私立大学を併願するのが一般的です。

しかし、2次試験直前の貴重な1月・2月に、わざわざ私大の個別試験の会場まで足を運び、大学ごとに癖の違う過去問を何年分も対策し、朝から夕方まで何日も試験を受けに行く……。これがどれほど2次試験対策の時間を奪うか想像してください。

しかし、共通テストで圧倒的なハイスコアを取っていれば、私立大学は「共通テスト利用入試(共テ利用)」で出願するだけで、合格がすべて手に入ります。1回も私大の試験会場に行くことなく、自宅で2次の記述対策だけに集中できる。これほど有利な戦い方があるでしょうか。

もちろん、神戸大学の合格ライン以上にある生徒なら、関関同立などほぼ合格してきます。特殊な傾向の問題や特別な難問も出題されるわけではないのでそ、過去問題の学習などそれ程なしにぶっつけ本番でも苦労することはないはずです。ところが早稲田や慶應は違います。問題に癖がある上に難易度が高い。したがって、特別な対策を綿密に打たないと合格できません。一般受験で早稲田や慶應を狙う生徒では、国公立との併願では非常に負担が重いはずです。

さらに文系受験者での私立一般受験併願大きな問題点

国公立大学の二次試験の受験科目はほとんどの上位科目では英数国の3教科です。一方で、私立大学の文系の一般受験では、英国が必修で、残りの一教科を社会と数学から選びます。

この時、私立専願の生徒では、もともと数学が弱い生徒が多いので、英国社の選択になります。一方で、国公立大学の併願では、社会など共通テストの準備しかしていないので難関私立の入試問題には歯が立たずに、英国数で受験する生徒が多くなります。

ところが、いかに上位国立大学の志望とは言え、文系ですから、特に二次の数学の配点が低い法学部や社会学部などを受験する生徒では、数学が弱い場合が多い。私立の一般入試では、数学は大問5問で1問20点の配点です。失敗すれば得点差が大きく開くので、社会を選ぶ生徒より博打的な要素が強い。だから、文系で数学が弱い場合は共通テスト利用が圧倒的に有利になります。

一方で、文系でも数学が強く経済学部などを選ぶ生徒では、一般受験での私立併願の不利はありません。

もちろん理系ではこの不利は全くありません。国公立大学では上位では二次試験は英数と理科2教科で、私立では英数と理科1教科ですから、二次試験の学習ができていれば大丈夫です。

共通テストは絶対

共通テストは癖のあるテストです。

文章量や問題量が多い英語や国語では、何年分も過去問題に挑戦して、どう問題に取り組むのか、時間配分はどうするのか徹底的に身につけなければ失敗します。

また、問題に癖がある国語の選択肢や数ⅠAなども過去問題に相当数当たって、解答のコツや慣れを身に着けておく必要があります。

だから、基礎学力を身に着けた上で、数多くの過去問題にあたり、基礎学力の上にテスト当日にミスをしないように備える慎重な準備が絶対なのです「共通テスト対策に「8年分」必要な理由~逆算すれば高1からの予習が必要」

ホームページはコチラ

芦屋で700人以上、個別指導20年以上のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。大阪大学・神戸大学・同志社・関西学院、神戸高校・御影高校を目指す特別進学コースの個別指導塾です。