公立中学の生徒が少なくなりました/失礼なことばっかり書いてるからです
失礼なことばかり書いてるので、公立中学の生徒が来てくれません?
「通知簿3の秘密/上位から90%の生徒で3がつく」「公立中学の下半分の落ちこぼれ感がハンパない/落ちこぼれた生徒の見分け方」「公立中学や中堅高校・私立の生徒に必要なことは学習指導ではない」などで失礼なことばかり書いているせいか、公立中学の生徒が少なくなってしまいました。
別の言い方をすれば、公立中学で教えれば成績が上がる基礎学力がある生徒は、集団授業の進学塾に行ってしまってウチのような個人塾には来ないんです。
かといって、そういう塾に行っても成果が出ない生徒を預かっても、メッチャクチャ苦労して、他の生徒にしわ寄せが行って、それでも成果が上がるかどうかも分かりませんし、本当に予想斜め上のとんでもないことを毎回定期テストでしてきます。私の精神にも心臓にも非常に悪いんです。
それで、入塾基準は「公立中学なら5教科でオール4以上」と決めています。経験上、これ以下の生徒をいくら苦労して教え込んでも、成果は少ないからです。この裏には、「通知簿3の秘密/上位から90%の生徒で3がつく」という現実があります。
結局、不満を持たれて辞められてしまう。私にしたら、一番手がかかり苦労したのに、親御様には分かっていただけないと言う情けないことになるからです。
ということで、公立中学の生徒は2割を切っています。
ほとんどが中高一貫校の私立・国立、あるいは上位の公立高校の生徒になっています。公立中学の生徒もいますが、苦労して何度も教えた基本問題をごっそり間違えてくるような予想斜め上のことをしでかしてくる生徒はもういません。
ということで、学習指導以前に、「頑張ることを教える。」「自分がいかにだらしないか知ってもらう。」ことに私が神経をすり減らさなければいけない生徒はいません。「塾講師が一番疲れる子供 中国の領土拡大を熟知する子供たち」「成績が上がらない子供の暗記・・・写経に挑戦」「成績が上がらない子供の暗記・・・カメラ・アイに挑戦?」「数学ができない生徒の特徴/グラフや線分図を描かない生徒・定規でグラフを書く生徒」というような生徒はもういないんです。
本当に予想外の大失敗をしでかしてきて、酷い得点を取ってきて、親御さんは激怒される。私は神経症にかかる。苦労して苦労して、結局は不満を持たれて辞められる。その状況に私が耐えられないんです。
塾を再開してホームページも整理して、ある程度塾の存在も認知されてきたので、そういう生徒が辞めた後、あるいは辞めさせた後、その代わりに入って来てくれる生徒ではそういうことがない生徒を選べるようにになっているのです。
現在の形が私が目指していた塾の形に近いです。
キチンと教えれば、キチンとレスポンスが返ってくる。テスト前には自ら一生懸命学習し始める。自分ができていないところ、分かっていないところは自分で把握できている。そして講師に聞いてくる。テストで私が驚愕して腰を抜かさんばかりの失敗をしでかしてくる生徒はもういません。
こういう生徒が、今や「進学校」で真ん中より上の成績を取って来る生徒なんですです。あるいは、キチンと勉強している高校生。年齢的にそれほどバカなことはしでかしてきません。・・・昔は公立中学にも普通にいたんですけどね・・・・。
やはり、中学受験の激増のインパクトは大きいんだと思います。小学校で放置されてきた子供の脳みそはスカスカになって、中学レベルの学習にさえ適応できなくなっている。小学校卒業時に%や時速などの単位計算ができていれれば、公立中学では通知簿4の上の方の成績が取れます。
中学受験塾で学習する生徒の邪魔にならないように小学校はお遊戯ごっこのような授業を進め、中学受験しない子供の基礎学力は崩壊しています。基礎学力と言うより、漢字を覚える、教科書の太字をおぼえるレベルのことが、何度復習させてもできないんですよ。
進学塾を無意味だとお考えの方はぜひ来てください
進学校の生徒が大半を占める今の状況は休塾前の状況と同じです。教えきれる生徒を選ぶと自然とそうなってしまうんです。別に公立中学の生徒を避けている訳ではありません。「教師の無責任な一言で失敗した優等生の大学受験」に書いた生徒のように、進学塾の無意味な予習と課題押し付けに意味を見出せない中学生は是非来てください。
「進学塾の宿題がイヤ」ではなく、「無意味である」と判断できる能力のある生徒は、ウェルカムです。