成績が上がらない子供の暗記・・・カメラ・アイに挑戦?

成績が悪い子供に共通の暗記方法

教科書や問題集をボ~と眺めていることですね。これ、もう共通です。必死に書いて暗記しようというようなことは、まずありません。それで、何度も繰り返し間違え、覚えきれないことを繰り返します。こちらが「そんな安易な方法でおぼえきれるのか」と言うと、大抵は「ウザいなぁ~、出来んだよ。」みたいな視線を返してくる、そんなやり取りを繰り返します。

最後に、こちらが「ボ~っと教科書眺めてるだけでおぼえられたら、全員東大行くわい! お前より数十倍成績の良かった俺でも何回も何回も書いて必死でおぼえたわい!」と怒ると、シュンとなるか「そんなこと言われる覚えはない。辞めます!」となるかどちらかです。まあ、シュンとなっても1日も持たずに、また「ボ~と眺める」を繰り返すんですけれどね。

これが昨日書いた、辛抱の度合いの格差、それに当たり前のことを言われてハラスメントだと言う状況です。

親も分かってるけど、子供に嫌われる勇気がない

この状況を分かっていない親御様も多いですが、分かってらっしゃる親御様もおられます。こういう親御様は、「ガツンと言ってやって下さい。」と塾には言うんですが、本当にガツンと言って子供が「あの塾イヤやぁ~」となったら、「当たり前じゃい!お前が悪いねん!!」と子供に言わずに「子供が嫌だと言っています。」と塾に言ってきます。

そんなだから、今の状況になって、怒られると平気で「辞めます」っていう子供ができるんです。子供に真剣に向き合って来なかったから、完全に大人をなめている子供が出来上がったんです。こういう多くの親御様と接してきた私の結論は「子供に嫌われる勇気がない」ことに尽きると思います。これはペットでも同じですね。甘やかして好き放題している犬などキチンとしつければいいのに、犬に嫌われるのが怖くて甘やかしている間に、犬は序列が自分の方が上だと認識して飼い主を噛むようになる。大人を舐めている子供と同じです。

私もラブラドールを飼っていましたが、犬の飼育方法も子育ても、とても良く似ていると思います。

別に外国を褒めるわけじゃないけど・・

外国、特に北ヨーロッパ諸国が学校で緩い教育をしても成り立つのは、幼少期の家庭での躾がしっかりとしているからだと思うんですよ。日本やイタリアなどと違って、公共の場で子供が好き勝手に走り回り叫びまわっている光景はまず見ません。もちろん、それを微笑ましく眺めている親などいません。犬なんかも、きちんとしつけられていることが多く、ギャンギャン吠えている犬などあまり見ません。

親が甘い日本で、北欧並みに創造性を伸ばす自主的な義務教育などしたら、日本の将来などありまへんで。「日本の教育は自主性を阻害する」などと言っている「教育評論家」や「有名大学の先生」は、いい学校で良い子ばかり相手にしているからこのあたりのことがまったく分かっていないんですよ。その辺の公立校で、その調子で授業やってみろっていうねん。

まず、塾に来る前に・・

漢字をおぼえられない、社会の地名をおぼえられないなどいいながら、教科書をボ~っと眺めている子供を締め上げることですね。それがないことには、どの塾に行こうが、何を教えようが、底に穴の空いたバケツどころか底がないバケツに水を入れてるようなもんです。

ホームページはコチラ

芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。