進学校の中学生の中だるみについて/入学後の成績低下

せっかく進学校に入学したのに、成績が下がってきたみなさんへ/上手く手を抜くんですよ!

今まで尻を叩かれてやっと合格してんですから、少しは気を抜きたくなるのはよ~く分かります。それで、「成績が下がった!」と親からうるさく言われて、反抗期真っただ中の子供は、余計に勉強しなくなる・・・よくあるパターンです。

少しだらけるのも別にいいと思います。進学校で時には見る教師の自己満足だけの授業でやる気が起きないのももっともです「進学校のメチャクチャな授業で分かる親の知性/子供の将来」。親御さんには叱られるかもしれませんが、私は多少のことはいいとは思っています。中学の成績など、高校で大学の指定校推薦には関係ありません。でも、中学の成績で高校の進学コースが変わる場合は別です。

もし、進学コースの選択などがないのなら、以下のことには気を付けて上手く手を抜いてください。

高校の学習に直結する内容は絶対に手を抜かない!

英語の全範囲、特に不定詞や関係詞、分詞は手を抜かない。数学では因数分解や関数関係は手を抜かないでください。なぜなら高校の学習に直結する範囲だからです。この範囲が理解不足のまま、高校の範囲に進まれたらその時点で終了です。でも進学校ではこうして終了になる子供が多いんです。

なぜなら、進学校は中学2年生でこれらの中学の学習を終えて、まだ合格してダラケ切っている間に中学の基礎学習の理解不足に陥って、そのまま中学校にいる間に唐突に高校の範囲に入るからです。高校の範囲は中学の学習ができている前提で急激に難しくなりますが、同じ校舎・教室にいるから子供は急に難しい学習が始まることに準備ができていないのです。そこでついていけなくなり落ちこぼれます。

こうして一旦落ちこぼれると、進学校の速い授業スピードで進まれて、復習して取り返す時間が無くなります。夏休みなんかに取り返そうにも、学校の課題を山ほど出されてそれにアップアップして、復習なんかできなくなります。こうして、高校に入る頃には、すっかり落ちこぼれてヤル気も失って、もう取り返しがつかない状況に追い込まれます。進学校で真ん中以下の成績なら、ほぼすべての生徒がこれに近い状態になっていると思います。

後は、国語の文法、理科では化学と物理分野、社会では歴史と公民なども高校の授業に直結する分野です。数学と英語ほど学習に時間はかかりませんが、しっかりと学習しておいた方が良いと思います。理系でも社会、文系でも理科は共通テストで必須ですよ!

親御さんに言いたいこと

教師の趣味のような授業で高度な内容を無理やり教えて、理解できない子供にマウンティングをしているような授業も、旧来の進学校ではいまだに多いです「進学校のメチャクチャな授業で分かる親の知性/子供の将来」。 一方で、新出の進学校では予備校化して、生徒の学力や向き不向きも考えずに画一的な課題を大量に押し付けて、合わない生徒が嫌気をさして落後することも多いです。

目先の成績ばかりにとらわれずに、原因をよく考えて対策を打たないと子供は酷いことになります。時には「そんな授業なんか、テストの成績はどうでもいい。」ぐらいの気持ちを持たないと、「進学校に入ったのだから、良い成績を!」だけしか考えていない親では、子供がヤル気を喪失して落ちこぼれる場合があります。

もし、上に書いたような分野で、学校が普通に教えていて子供ができていないのなら、そこまでダラケさせてはダメです。子供をキッチリと締め上げてください・・・まあ、反抗期相手なので親子関係の中では難しいでしょうがね!

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。