新学期に向けて

新学期の準備をしよう!/高校生・進学校で高校の範囲に入っている中学生編

これまで私が書いてきた通り、春休みから新年度の準備をしていた生徒もいることでしょう「新中学1年生の準備でしてお新高校1年生の準備でしておくことくこと」「新学年の準備/新高校2年生」「新学年の準備/新高校3年生/もう立派な受験生です」。

そういう方は引き続き、そうでない方は出来る限り、本格的に授業が始まるまでの2週間くらいの間に数学の予習をしてください。

高校の授業は進度が速く、科目数も多い。理解に時間がかかる数学で復習に回ると、数学の学習だけで手一杯になって他の学習を復習する余力は無くなります。だからそうならないように、夏休みまでの予習をしてください。そうすれば、日々の学習で数学に振り回されることはなくなり、他教科の予習復習に時間を使えるはずです。

高校で落ちこぼれる生徒の多くは、数学に時間を取られ他教科を十分に学習する余裕がなくなり、教科書が薄い英文法にしわ寄せが行ってテスト前の一夜漬けで解決しようとした結果、高校2年生の後半から英語が難しくなり、あるいは受験レベルの長文読解をすることになって文法力不足で対応できなくなる生徒です。

数学も尾アップアップでその上英語力が不足していては、国公立大学や理系だけではなく、私立文系まで合格しなくなります。十分な予習を数学でできない生徒は、どうせ上位の国公立大学に進める学力は身につかないのですから、数学など捨てて英語に専念した方がいいです。そうすれば、私立文系で希望の大学に進める道も見えてきます。

新年度の準備をしよう/中学生編

中学レベルの学習など予習をしなければついていけないほど面倒なものではありません。逆に数学などの予習をしなければ対応できないようなら、中学で少々いい成績を取れてもどうせ高校でついていけなくなります。

また、学校の授業を聞いて大概の理解ができないようなら、進学塾などで同じような授業を予習でしても、分からないことを2度聞くだけです。塾や学校で中学レベルの授業を一度聞いて分からないようなレベルの生徒に、塾の予習で分からところがあれば自分で解決して学校の授業に備えることなどできるわけがない。だから予習など無意味で無駄です「中学生に予習と大量の宿題は不要/進学塾の都合だけです」。

だから、こういう生徒では予習などをせずに、過去の分からないところの復習をしてください。過去の分からないことが積み上がって、予習でも復習でも何をしても無駄になることが多いです。

逆に一度聞けばわかる生徒なら予習の必要などはなく、学校の授業を聞いてサッと復習して、残りの時間は発展問題を解けばいいのです。予習などしなくても十分な学習はできます。復習などせずとも、十分過去の学習の理解はできているでしょうから、正直それほどやることもありません。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。