勉強しない子供に勉強をさせる方法

怒る  一時しのぎで無駄

親が小言を言ってコントロールできるのは、中学受験までです。まだ全面的に親に依存する児童だから、リビングで勉強させて、24時間監視して、親から圧力をかけ続ければコントロールできたんです。そして、その多くが思春期になって、親のコントロールが効かなくなり、せっかく合格した中学で怠けて「こんなことなら公立中学に行かせても同じだった。」と親は後悔することになります。

高校では、子供は思春期を卒業して自立の時期に入りますので、親がコントロールできないどころか、親の声が届きません。若いサルと同じで、自分たちの群れを作ってその世界で、その価値観で生きます。だからこの年代に向けて歌やアニメは「仲間が一番大事」というような人気アニメのワンピース的メッセージを垂れ流します。仲間内で都合の良い情報を共有して、いくら小言を言っても無駄です。この時期は、社会に出て実際に自分で頭を打つまで続きます。

褒める・認める   増長させるだけ

怒るのは親にとっても面倒でしんどく、そして嫌なことです。それに、効果はありません。そこで教育業界から発せられる情報は「褒める」「認める」です。昨日もあるホームページで「親が買い与えた参考書だから勉強しない。子供に選ばせた参考書なら自分から勉強する。」っていう寝言が書いてありました。・・・アホか・・そんなヤツ、見たことないわ。

認めればやるような子供なら、親はこんなとこ読む前に、自分から頑張ってます。怒ってもダメな人間を褒めれば増長するだけです。相手の承認には責任が生じるというような重い社会経験もない若いサル相手に、何を書いてるのやら・・・・。もちろん、イジメのような怒り方で萎縮した相手の気持ちをほぐす事はできますが、多くの親御様はそんなことで悩んでいるわけではありません。

私の結論  社会の通過儀礼を親が与える

私の結論は簡単です。怒る必要も、褒める必要もありません。「○○大学に行けないなら、大卒の資格を持っていても意味がないから、高卒で就職しろ。入学金も授業料も払わない。」と言うだけで、絶大な効果があります。社会で受ける洗礼を、早い目に味合わせるというだけのことです。

ただし、本気になることです。会社で見限る寸前の部下や後輩と同じ扱いにしましょう。子供は親のウソや脅しを見破りますから。そら敏感でっせ。いつもの調子でお説教半分に言っても、まったく意味がありません。「普段ニコニコして優しくても、この親ならホンマにする。」と子供に思わせなければいけません。

石原良純という一貫校で慶応大学に進んだ石原慎太郎の息子のタレントがいますが、彼がTVで「落第したら退学。」と慎太郎から言われていて、「あの親なら本当にしかねない。」と思って、それだけは避けたと言っていました。これが怠け者への正しい対処法です。

親が喜ぶ言葉を使って親を取り込む教育ビジネスは最低である

一時期、スクール内で死亡事故が頻発した戸塚ヨットスクールというのがあった(今もありますが)のをご存知でしょうか。全寮制の無認可のフリースクールで、「にっちもさっちもいかない、どうしようもなくだらしない。親が何を言ってもまったくやる気を出さない。このままではフリーター。」という子供に嘆く親の駆け込み寺的な存在でした。

このスクールは何をしたかと言うと、ヨットを使って強烈なシゴキをするわけです。海の上ですから、しんどいだけじゃなく、「殺される」と子供が怯えるシゴキを本気でするわけです。「本気でやらな殺される。」と思い知らせて、初めて子供は「しっかりせなあかん」と気づくわけです。それで自立更生へ導いていたわけです。

死亡事故があったこともあり、この手法はほとんどの方から強烈に批判されています。でも、こんなところに子供を放り込む親もそれなりの事を考えてのことでしょうし、多くの子供を見てきた私の経験からも、「褒める」とか「認める」とか何の役にも立たない親に心地良いだけ教育論だけを振りかざして否定をするのは、安易を通り越して親の歓心を買ってビジネスをしたいだけの卑怯者と感じます。

私がこの手法に同意する唯一の点は「このままじゃあ、ホンマにえらいことになる。」という社会の厳しい洗礼を子供に与えて目覚めさせるという点です。その点は全面同意します。だから、親が本気で「大学行かせへんぞ」と言い渡すことが、私の結論です。

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