今中学生に教えていること
復習!復習!復習!
苦手分野の復習をしています。多くの生徒では数学の関数や図形、それに理科の1分野と2分野では天候や地学。社会では暗記のし直しです。
もちろん新学年に向けての準備でもありますが、おそらく夏休みは大幅に短縮されるはずなので、今復習しておかないと、入試まで復習する機会がなくなります。それに、授業もハイペースで進むと予想されるので、下級学年の復習など日々の学習に取り入れる余裕もないでしょう。
もちろん実力テスト対策でもあります。1学期の中間テストがなくなったかわりに実力テストを公立中学は行うようです。3年生の場合、このテストは調査書に大きな影響を持ちます。
復習の中で教えること
今預かっている中学生には、基礎学力の不足した子供はいません。もちろん忘れてはいますが、まるっきり理解できていないというレベルではありません。私の仕事は、その忘れているところをなくすこと。そして頻出する応用問題を解けるようにすることです。
学習しても応用問題が解けない理由
そもそも学校では教えていません。塾では、塾で最初から最後まで解き方を教える羽目になります。そこで多くの塾では教えることを放棄して問題を丸暗記させます。そのために多くの宿題も出します。でも、基本事項さえおぼえきれない多くの生徒が、多くの応用問題のバリエーションをおぼえきれるのか?
おぼえきれません。だから、ほとんどの生徒が、覚えているところは出来て、前回はおぼえていたところでも今回は忘れてしまい得点できないというようなことを繰り返します。
どうすれば応用問題を解けるのか?
やはり、応用問題をまるっきり出来ない子供に塾だけでできるようにするのは難しいと思います。いくら丁寧に教えても、最終的にはできるできないは子供の能力に依存します。
けれど、基本問題を理解できてクリアできる子供には、応用問題ではそれがどのように組み込まれているのかを問題を読んで汲み取る=題意の把握を教えることで可能になります。この程度は教える塾もあります。もちろん、丸暗記一本でこんな事も教えない塾も多いです。
けれどその上のレベル、基本的な応用問題が複数組み込まれている応用問題の考え方を教える塾はほとんどありません。最上位の成績の生徒でも、題意の中に問題が組み込まれていることは教わらずに、その題意把握の結果浮かび上がる解き方だけを解説されてそれを丸暗記します。
私の経験では、おそらく塾の講師自身がそういう考え方で解いている講師が少数なんだと思います。
当塾の方針 1
以上を生徒のレベルに合わせて教えますが、通知簿を4に上げたい生徒なら全て教えますし、教えた内容の大部分は受け取ってもらえます。
この考え方さえ身につけば、丸暗記の必要がなくなり、それ以後は楽に理数系の問題は解けるようになります。
当塾の方針 2
社会や理科2分野の暗記科目を出来ないと言っている生徒は、当塾ではお預かりできません。おぼえれば点数が取れる科目でおぼえる気もない生徒はいくら教えても成績は上げられませんから。