浪人をしたら成績は伸びるのか? 頑張ってきた人以外は成功しない
浪人を選ばれる皆さんへ
関関同立などに合格しても国公立大学を合格できずに浪人を選ばれる方、関関同立にあと一歩で国公立もダメで浪人を選ばれる方もおられると思います。私の経験で多いのは、併願の私立を受けていない国立志望者も多いはずです。最初から第一志望の国立大学に合格しなければ浪人だという覚悟を持っている方です。
この中で浪人をしていいのは、関関同立に合格しても浪人を選ばれる方、必死で頑張っても大きなミスをした、あるいは少し実力が足らずに国立大学を不合格になった方のみです。そういう方は、「あとこれだけのことをしたら、来年は合格できる。」と具体的で実感的な学習設計を出来ているはずです。この設計をできる方以外は浪人してはいけません。
もちろん関関同立にダメでも後一歩というところで、共通テストの準備もそれなりに出来ていた方でも、「高校では勉強をクラブでサボったから、これだけの学習ができなかった。それを克服すれば大丈夫だ。」という方で、ギリギリ関関同立がダメだった方にも可能性はあるでしょう。でも、関関同立にカスリもせずに「とにかく頑張る!」という方は難しいと思います。
浪人をしてはいけない生徒とは
高校時代にクラブ活動などに夢中で、共通テストも十分な得点が取れず、関関同立もカスリもせずに不合格になった生徒は、「十分な努力もせずに、高望みだけをしている身の程知らず」なわけです。合格に必要なレベルと自分の辛抱のレベル、頑張るレベルの差も分からず、クラブ活動などで遊び惚けいていたわけです。こんなことを書くと多くの生徒は怒るでしょう。偏差値50台で6割少しの共通テストを取って来てクラブ活動もやり続け遊び続け、関関同立の過去問でも合格点に遥かに及ばない頑張りしかできずに、その結果志望大学に行けなかったのです。これが事実です。
ということは、浪人してもまた同じような甘い考えで十分な頑張りをしないことは目に見えています。
でも、こんなことを言ったら、生徒本人を言うに及ばず、親からも「頑張るって言うてるやないか。否定するな!」と怒りを買います。イヤイヤ、その頑張りの度合いや認識がおかしいから言っているんです。だって、入試があることが分かっていても頑張って来なかったんでしょう?浪人したら志望大学に必要な頑張りをするんでしょうか?
分かっていない人間に何を言っても同じで、それが「頑張るって言うてるやないか。否定するな!」と言う言葉に私にはダブって聞これます。
浪人はしてみても・・・
20年以上多くの生徒を見てきて、そういう生徒の頑張りの度合い・認識というのは浪人して変わるものでもないと思います。
だから、今まで頑張って来なかった生徒では、せいぜい現状より少し学力が上がる程度です。「今までサボってきたから、その分伸びしろは大きい。」などと言う世間の認識、予備校の宣伝はごくごく限られた生徒にしかないと思います。
一方で、今まで頑張ってきた自負がある生徒、神戸大学などにもう一歩で手がかかったのにという生徒は浪人してください。きっと報われると思います。


