勉強する理由 「学歴なんか関係ない」の意味

「学歴なんか関係ない」=実力主義≠新卒者の採用

ホリエモンなんかが「学歴なんか関係ないっすよ」とよく言っています。みなさんの中には「お前より高学歴で、頭もいい、成功もすごいホリエモンがそう言ってるじゃん。バカじゃない?」という人もいるでしょう。

確かに、ホリエモンの言うことは正しいです。彼は本当の意味の「実力主義」を言ってるわけです。目の前に仕事を投げ出して「さあ、やれ」と言われればできる人間が必要なわけで、出来ないのなら東大卒でも必要はないという明快な考え方です。これは「経験者の中途採用」の話です。実務経験もない新卒者を「さあ、この仕事やれ」で採用できるわけないでしょう。あれは、中途採用が当たり前のベンチャー業界で生き抜いてきた人間の言葉で、まだ新卒者がメインの大企業の人事担当者の言葉ではありません。

実力が測れない新卒は学歴で採用するしかない

実際の実務能力を測れないのなら、学生時代どれだけ嫌なことでも頑張ってきたか、やりたいことを時には犠牲にしても頑張れるのかで見るしかないでしょう。それが前回お話した「学歴重視」、場合によっては「運動部重視」ってやつです。あるいはとびっきり高偏差値で「頭がいい・・と思う」の採用です。

アメリカでは新卒者の見極めを少しでも実力主義に近づけようと、インターン・シップが取られます。日本でも、最近は流行りです。夏休みなんかに実際に働かせてみて様子を見ると言うわけです。日本ではまだ半分お客様扱いで、査定→入社までなかなか行っていないと思います。マジに働かせてツイッターにでも「ひどい会社だ」って書かれたら、たまったもんじゃないですからね。

アメリカでは新卒でも実力主義?

アメリカではインターンをマジに働かせて実力を見るみたいで、特に人気企業では「嫌なら来なくていい」とばかりにこき使うようです。体よく超優秀な学生を低い給料でこき使う制度とも言われています。超高収入で超ブラックで超人気企業のゴールドマン・サックスがインターンを徹夜でこき使い続け、過労死するまで追い込んだと話題にもなりました。それを受けて、ゴールドマンでは「午前零時以後のインターン・シップは禁止」にしたそうです。これがアメリカの超高収入エリートの常識的な裁量労働制の勤務なのでしょう。本当に実力主義で採用されたいなら、このくらいはして下さいな。

アメリカの実力主義で高収入のエリートっていうのはこういうものだとよく分かるお話ですね。 電通で可愛い女の子が過労死に追い込まれたって大騒ぎして働き方改革なんて言ってる落ち目の国が勝てるわけがないですよねぇ。・・でも、あれが家族を背負ったムッさいオッサンが下請け企業で過労死・家族離散だったら、ニュースにもならなかったでしょうねぇ・・なんだかなぁ・・・。

でも理系の修士は学歴+実力主義

けれども、新卒採用でも、実務経験を考慮して採用される場合があります。それは技術系の修士卒の採用です。大学院で2年間専門技術と知識を学ぶのですから、その分野では企業の研究者と話ができます。企業の研究者も、その話からどれだけの能力なのか容易に判断がつきます。ですから、修士の採用面接は、文系の「キミが会社に入ってやりたいことはナニ?」っていうような人事の面接ではなく、自分の業績発表を企業のその分野の社員に聞いてもらうことであって、ほとんど学会発表と同じです。多くの企業では、よほど人物に問題がある場合を除いて、人事は採用にタッチしません。

理系修士の問題 学歴ロンダリングで学歴崩壊

ここで、最近問題なのが学歴ロンダリングです。国立大学の法人化で、大学は進学希望者以上に大学院の枠を増した。予算確保と雇用確保のためです。で、現在起こっていることは、神戸大の学生は定員枠の余っている京大や東大の院に簡単に行けます。神戸大の院には私立の学生が簡単に来れます。でも、東大の院生だと採ってみたら、頭の回転が少し鈍い。神戸大の院生だと思って採用してみてコキ使ったらすぐ「ムリっす。」なんかいい出して、「この根性無しが~」ってことになるわけです。別の意味で、修士には「学歴なんか関係ねぇ」「大学名で見たほうが確かじゃん。」となるわけです。

「学歴なんか関係ない」は厳しい言葉

「学歴なんか関係ない」と言いたければ、企業で10年勤めて信用も顧客もついているか、ホリエモンみたいに苦労して自分でビジネスを立ち上げてからにしましょう。勉強もしないで大学に進んだ学生が就職の時に使う言葉ではありません。殆どの若者が都合よく解釈しているだけです。

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