中学受験の向き不向き2 ヴァン・ゴッホに学ぶ

下手くそで才能がない画家

ゴッホが絵を書き始めたオランダ時代の作品は、余り見る機会がありません。理由は、まだ当時のオランダの写実主義の模倣の段階で面白みがないこともありますが、何より下手くそだったことにあるのではないかと思います。「これで、どないしてプロの画家になろうという考えが思い浮かぶねん。」っていうレベルです。

下の作品は、とてもうまくなってからのものです。他にウェブ上になかったんですぅ。

馬鈴薯を食べる人々 下手というより、スタイル? ゴッホがデッサンや構図、造形力をなんとかしようとして取り組んでいた作品だと思います。

学ぶ才能と努力がゴッホを作り上げた

ところがこの下手くそは、何を思ったのか弟がいたパリに絵の勉強に行くわけです。そこで、当時の印象派や出始めの野獣派の画法を貪欲に取り入れていきます。パリでは印象派で特に際立った画法を見せたスーラなどの点描画にのめり込み、その後はアルルに移ってゴーギャンなどの強烈な色彩に染まっていきます。

そして、点描画をより発展させた独特の画法と強烈な色彩を持った我々が知るゴッホの個性が生まれます。

アルル時代の作品。ゴッホのモチーフ、糸杉。別に精神的に病んでてペインティングが湾曲したわけではなく、点描画などを学んだ末のゴッホのスタイルだと思うんですけどねぇ。

ゴッホの魅力

ゴッホは天才的なデッサン力があり、子供の頃から神童と言われた他の作家とは違います。デッサン力など、いくら努力しても素人の域です。ところが、他の天才たちを押しのけて、現在では最も人気があり、評価も高く、とても高額で取引されています。

それは、ゴッホの作品を見るとき、凡人が自分の人生をなぞるように作品に共感をおぼえるからではないかと思います。生まれ落ちたときから天才の名を欲しいままにして、その造形力を弄ぶように作品を量産して、凡人には共感しようもないピカソの対局にあります。

中学受験は早熟を競うゲーム

遅生まれ早生まれが中学受験に大きく影響するように、子供の早熟具合というのは中学受験に大きく影響します。しかし、中学受験でうまく行かなくても、中学・高校と早熟が成熟に変わるとき、多くの子供は早熟の天才に追いつく事ができます。

受験など子供に合わせて行えばいいんですよ。勝負は18歳の春なんですから。

でも、私が特段ゴッホを好きだというわけでもありません

私は、マチスのどちらかと言うと初期の作品やドランなんかが好きなんですけれども。塾の内装も多分に影響を受けたりしています・・・こんな別荘をクロアチアにでも欲すぃ~ですぅ。

昔から大好きな野獣派マチスの絵。コートダジュールの西の端、「コリウールの開いた窓」という名前です。造形と色彩感覚がドンピシャ好みですぅ。

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