入試の面接で何を見ているのか?/面接対策なんかで合否は決まりません

高校入試の面接/挨拶・返答・・・なんか見ていません・聞いていません

私立では面接をする高校が多いです。百人以上の生徒を1日で面接します。一人数分で、流れ作業です。こんなもので何を見ているんでしょうか?

いろんなサイトや本で、いろんなことが書かれています。挨拶、服装、髪型、質問に対する適切な回答など、極めて当たり前のことが長々と書かれています。けれど、そんなことはほとんど見ていません。だって、数分の型通りの面談で何が分かりますか?何も分かりません。

見ている点はただ一つ。パッと見て「コイツを学校に入れると、問題を起こさないか?」ということだけです。学校の教師は、学習障害から不良まで、そういう生徒に長期間、日夜苦しまされてきてるんですから、そら敏感です。いくら服装や挨拶をキチンとして体裁を整えたところで、嗅覚で分かります。私も分かります。入学させたらロクでもないことをしでかすトラブルメーカーかどうか見ているだけです。

普通の生徒が挨拶を忘れたとか、髪型が少し乱れていたとか、少しピントのズレたことを答えたとか、そんなものは何も見ていません。だから、問題児以外は、面接の細かいところなど気にする必要は全くありません。普段通りでいいんです。

逆に問題児は、その日だけ取り繕ってもムダです。問題児にしたって、「コイつパシリに使えるかどうか」「虐められるかどうか」って弱い奴がイキがっていても嗅覚で分かるでしょう。その逆をやられるんです。罪滅ぼしのつもりで、断罪されることですな。

私立大学の推薦入試などの面接では?

中学生よりはまともな受け答えができるでしょうが、大人から見ればただの子供です。「貴校の教育・・云々」の「面接マニュアル」に書いてあることなどを返答したところで、ただの挨拶程度に受け流されているだけです。

二流大学の推薦入試を受けるような子供が、しっかりとした考えなど持っていないのは、大学の先生が一番分かっています。自分の大学の学生を見て日頃からあきれ果てているんですから。ペーパーテストや、高校時代のクラブなどの業績や成績で表現できない、際立って優秀な「なにか」を持っている若者などほとんどいないのも、よくご存じなんです。面接でそんな人材を探そうなんて思ってません。

だから、これも高校生の欄に書いたのと同じで、「コイツ、まともかな?」と見ているだけです。上の高校の面接と同じで、問題児をハネるのが一番の目的です。高校生の場合とは違って、大学生の場合は犯罪でも起こされたら実名が出て大学名まで出てしまいますからね。下位大学は生徒集めに必死なんですから、よっぽどヤバい奴じゃないと落としませんよ。

まあ、スポーツ推薦などのいわゆる一芸入試の色合いがある場合も、実力などは実績を見ればわかるでしょうから、そんなことを短時間の面接で見る必要もないでしょう。隠された可能性がある場合も、面接などではなく、ビデオや練習で見られます。でも、「コイツウチの学校・クラブの方針に合うかな?」ってなことは見ていると思います。その場合は、練習やチームプレイに対する考え方など聞かれると思います。

でも、有名大学のAOでは、可能性が見られることもあります

有名大学のAOの場合、成績や実績に現れないこと、例えばコンピュータープログラムや社会問題に対して際立った興味と展望を持っていることなどを見られることもあります。もし、そういう一芸で専門家を唸らせるのなら強力なアピールポイントになります。

政治や国際情勢に極めて詳しく、大人顔負けの高校生で一芸で早稲田に受かった生徒もいます。その生徒は進学校で成績もソコソコで早稲田に入れてもそれほど見劣りはしないでしょうから、万が一にでも際立った出世をする可能性で選んだと思うんです。

また、有名大学のAOでは、異なった面で若者を見ている場合もあります。際立った美人で英語スピーチの大会で優勝した生徒も上智に受かりました。もちろん、このスピーチ原稿はライターが書いたもので、本人も英語は喋れません。英語の原稿棒読みを英会話の先生に訓練されただけです。成績も、一般入試なら、かすりもしないはずです。

本人は英語のスピーチで受かったと思っていましたが、本当に英語力を見るのなら、英語の質疑応答で一発で馬脚を現したはずです。あるいは、30分程度、何かの題材で英文でも書かせれば終了だったはずです。おそらく、大学は「この美人で、そいう場にも強いとなれば、タレントかアナウンサーにでもなってくれれば大学名が売れる。」と、全く別のことを考えたんじゃないかと思うんです。それ以外は、私には合格理由は考えられませんでした。

いずれにせよ、大学の先生を唸らせ、「コイツなら広告塔になるかも」と思わせるものがないと意味ありません。「面接対策」で即席に身につけられることなどありません。

当日の付け焼刃なんて関係ないのは、小学校受験でも同じでしょ?

よく小学校受験で「成績順でもない」「いい子順でもない」、何で合否が決まっているの?、運?って言う方がおられますが、何言ってんでしょうかね?よほど学習障害の気や、学習能力に差がある場合を除いて、幼稚園児なんか見分けつかないでしょう? 親の学歴や職歴、それに「この親面倒そうやなぁ・・この親の子供かぁ・・」って見てるんですよ。

その親の子供を預かったら宣伝になるのは大きなポイントです。だから、有名な芸能人や政治家の子供なんかフリーパスでしょ。経営者の一族もOKです。その子もコースに乗って出世して宣伝になることも多い。それに加えて、子供と親を見比べて「コイツ。大きくなったらこの母親に似るのか、片鱗あるやないか・・・父親が出世してても母親に似たらヤバいな。」を見てるんです。だって、学業優秀な子供は中学受験で取ればいいんですから、少数の小学校受験組なんか宣伝要員を取ってるだけです。

親が満点でもハネられるんなら、その子供は幼稚園児の段階でパッと見で分かる問題があるんです。親がその日だけ気張って高いスーツを着ていっても、経歴は気張れないです。それを分からずに小学校の受験塾なんかにバカ高い金を捨てているのは、親自身がまだ若くて世の中も自己評価も分かっていないからなんでしょうねぇ。

いずれにせよ、面接でいくら取り繕っても同じなのは親も子も同じです。

要するに、取り繕ってごまかせることなど見ていません

ヤバい雰囲気も、大人を唸らせる何かも、宣伝要員的資質も付け焼刃では如何ともしがたいです。だから、挨拶の練習や、模範解答の質疑応答訓練などは礼儀として行う必要はあるでしょうが、認めてもらおうと一生懸命取り組んでもムダです。

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