大学受験に失敗する生徒の見分け方

高校2年生の夏休みに、受験用問題集の解答・解説を見て理解できない生徒

以前から書いてきたように、私の塾では国公立大学を目指す生徒では、高校2年生の夏休みまでに英文法や数学のチャート式などの1・2年分を終わらせ、入試問題を解き始めます。入試までのスケジュールから逆算すれば、この段階で主要教科の仕上げに入らないと到底間に合わないからです。

もちろん、高校入試とは違い、大学入試では学校の授業や基本問題と上位の国立大学の入試問題とでは、まるっきりレベルが違いますから、最初から解けることはありません。基礎学力があれば、関学や関大の入試問題には完解とまではいかなくてもアプローチはしていけるはずです。ところが、この時期に及んで、入試問題集の解答の解説を読んでも何を書いてあるのかチンプンカンプンで分からない生徒が大多数を占めるわけです。

具体的に言うと、英文法を一通り習ったことになっている高校2年の夏休みなどに、多くの高校では「Next Stage」などの受験用の文法問題集を生徒に放り投げて2学期初っ端の実力テストの範囲にするわけです。この手の問題集は、多くの種類がありますが、たいていは800~1000問くらいの文法や熟語で問題半分解説半分で構成されています。この問題集をできないのは当たり前として、その解説を読んでも何が書いてあるか分からない生徒が高校生では大多数を占めます。受験用の問題集ですから、基礎学力があるという前提で解説されているわけです。それが分からないというのは、2年の半ばで英語の基礎学力がまるっきり身についていないことを示しています。

その上、こういう問題集では、各問題ごとに「関学」とか「センター入試」とか、志望校になるかもしれない出題校を書いてくれているにも関わらず、基礎学力もなくまったくわからなくても、多くの高校生はそれ以後も呑気に遊び暮らしてます。それがこの調査結果です。「高2生、3割が勉強時間ゼロ 希望進路で差、文科省調査」・・現実を目の前に突き付けられても全くやる気もないんです。

それでも、危機感もなく遊び惚ける生徒

そして高校3年生の夏休みになって、とううお尻に火がついてこの問題集を始めるんですが、一向に努力してこなかった生徒の皆さんには未だにチンプンカンプンなわけです。私の経験では簡単に言うと、甲南大学に行けない偏差値50前半以下の生徒全てがこれに当てはまります。もうこうなってくると、塾の方も手の打ちようがありません。今から基礎文法を教えて、英単語もおぼえさせてなど・・・こんな根本的な学力不足が古文にも社会にも当然ある状況で、入試までの数カ月で何とかできるなんてムシのいいことはどこにもありません。

自分達よりはるかに出来の良い生徒が1年半頑張って高校2年の夏休みに身につけていた基礎学力にプラスして、簡単だとは言え入試問題にアプローチしないといけないんです。遙かに出来が悪く、怠け癖が身について、辛抱のレベルも低い人間が数カ月で何とかできる奇跡などありません。残された道は、定員不足で喘いでいるFランク大学のAO入試に願書を送って、合格通知の自動応答をもらうことくらいです。

こういう生徒の逃げ口上、指定校推薦・・・足し算もでけへんのかい!

こういう生徒は、自分が学力不足なのは、眼は背けていますが気はついています。そこで、塾なんかに何を言ってくるのかと言えば、「指定校推薦で関学か甲南」てなことを言ってくるわけです。学力不足なら推薦でソコソコの大学に進みたいという安直な逃げなんです。中には、親子揃って塾に言いに来ます。通常指定校推薦は1~3年の通知簿で平均で4.3以上など指定されます。それなのに、1,2年で3しかとっていない生徒が平気で言ってくるわけです。3年生でどういう成績をとっても足らないという単純な足し算も分からないんでしょうか?

私にはこういう方々の頭の中が、まるっきり分かりません。生徒だけならまだしも、親もってどういう事なんでしょう。そんな甘い考えで生きてきて、芦屋なんかに住めてらっしゃることに羨望をおぼえます。

大学入試など、細かい偏差値の見極めなど必要ない

2年の夏休みに「Next Stage」や「基礎英語長文問題精講」「数研入試問題集」に取り掛かれない生徒は国立大学は無理です。3年生になって取り掛かれない生徒は関学や関大は難しいです。3年生でこういう問題集の解説を読んで理解できないのであれば、甲南大学もムリです。模試の偏差値や判定を細かく見ないでも、日ごろの学習で何ができているかできていないか見ていれば、おおよそ進める大学など判定できるものです。それができない塾の講師など無能です。

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