ミドリゼミの数学、高校2年生と高校3年生の夏休み

ミドリゼミにおける数学学習では、高3の9月から始まる共通テスト準備および二次試験対策から逆算したスケジュールを徹底することが合格への鍵となります。「高3になってから入試勉強」「今は復習」という進度では、上位国立大学(理系・文系問わず)への合格は不可能です。

1. 高校2年生の夏休み(勝負の分岐点)

高2の夏休み〜2学期は、数研出版『入試問題集』などのへ本格的な入試問題に移行できるかどうかの最大の分岐点です。

【理系】

  • 目標・学習内容:
    • 夏休み前までにチャート式やクリアなどの「数IIBC」の予習をほぼ終えていることが前提。
    • 夏休みからは数研の『入試問題集(数IA〜数IIBC 文理系)』を開始する。
    • 並行して「数III」の予習を進め、遅くても2学期中には終わらせて『入試問題集(数III・C)』に入る。
  • 注意点・現実:
    • 『入試問題集』が難しくて『重要問題集』等にレベルを落とさざるを得ない場合は、神戸大などの上位国立理系は諦め、私立理系へ志望変更すべきです。

【国立文系】

  • 目標・学習内容:
    • 数IIIがなく理科の負担が軽いため若干の余裕はあるが、遅くとも2学期からは『入試問題集』を開始する。
    • 夏休みに予習が必要な段階の生徒は数学が得意ではないため、入試問題の習得にも時間がかかることを自覚する。高3で社会などの学習が増える前に、高2の2学期には入試演習に入らなければ間に合いません。

【私立文系への戦略的撤退(数学の切り捨て)】

  • 判断基準:
    • 高2の夏休み時点で既習範囲の復習に四苦八苦している、あるいはこの時期に入試問題演習に入れない生徒。
  • 戦略:
    • 数学の上位国立レベル到達は不可能なため、無理な努力(数学)をやめて私立文系に絞る。
    • 英語と古文に全力を注ぎ、関関同立などの私立文系を目指すのが現実的で賢明な選択です。
  • ここで現状を認められずに数学をまだ学習し続けると、結局上位の国立大学レベルの数学が身につかずに、その数学のしわ寄せで英語や国語の学習も少なくなり、共通テストで失敗しその上英国社の3教科受験の私立の受験でも失敗する。本来なら楽に3教科を学習していれば進めた関関同立などにも失敗する生徒が多くなります。

2. 高校3年生の夏休み(二次試験レベル完成と共通テスト直前準備)

高3の夏休みは、「基礎の復習」をする時期ではなく、二次試験レベルの問題演習を完成させる最終段階です。

  • 目標・学習内容:
    • 理系・国立文系ともに、二次試験・個別試験レベルの過去問や高度な入試問題演習をやり込み、夏休み終了時点で二次試験レベルに到達させておく。
  • 9月以降の動き:
    • 9月からは共通テストの準備・対策を開始する。
  • 注意点・現実:
    • 高3の夏休みの時点でまだ基礎の復習をしていたり、二次レベルの演習に入れていない生徒は、9月からの共通テスト対策と二次対策の両立ができなくなり破綻します。
    • 「高3になってから本格的に受験勉強を始める」という意識の生徒は上位国立大学の合格は狙えません。

【まとめ:進校生の現実と認識】

神戸高校や六甲レベルの進学校であっても、神戸大学以上の国立大学に進めるのは上位3割程度です(御影高校レベルでは1割程度)。いつまでも「国立」「共通テスト」にこだわり、適切な時期に数学を切り替えられなかった生徒は、結果的に関関同立にも進めなくなります。自身の現在地を客観的に認識し、高2〜高3の夏休みを明確な戦略をもって過ごすことが重要です。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。