国立大学志望者の学習 Part1
今回は国立大学の志願者に対する私の塾、特進個別指導塾ミドリゼミ芦屋教室の指導をお話します。
基本的には、以前お話したとおりです。
春休みから学校の授業が本格的に始動し始める4月の半ばまでに、1学期分以上の英語と数学の予習をします。夏休みには2楽器と3学期分の英語と数学の予習をします。
日々の学校の宿題や忙しいクラブ活動等に煩わされずにマイペースで学習できる春休みや夏休みを利用して、すくなくとも次の学期分を予習します。
これを少し早い目、早い目に、国立大学志願者の場合進めます。
そうすれば、2年生の夏休みの前半には、英語の全文法そして数学の1,2年の学習が全て終わっています。それから文科系の生徒であれば、入試問題集を予習の分の時間を使って解いていきます。理系の生徒であれば、数Ⅲの予習をしながら入試問題を解いていきます。実際数Ⅲそれまでの数学がきちんと出来ていれば難しい科目ではないので、それ程負担にはなりません。
英語では、文法がきちんと理解出来しかも語彙数もある程度積み上がったこの状態から長文読解を始めます。学校の教科書の文章は、実際の最近の入試問題に多い実用的な長い英語文章や、今でも特定の大学出題される難解な構文を読みほぐすような読解には役に立ちません。
ウソだとおもうのなら、教科書中心に学習をして学校の成績も良い生徒に、一度入試問題を読ませてみればいいと思います。ほとんど読めませんから。これは学校の教科書独特の文章と、実際の英語文章あるいは入試によく使われる複雑な構文を持つ文章が決定的に違うからです。