文武両道 クラブ活動の裏側

文武両道を誇らしげに謳う高校はとても多いですが、長年実情を見ていると違った側面が感じられます。クラブ活動は学校教育の一環という、学校や保護者の常識あるいは教育業界からの情報と正反対の印象も私は持ちます。

昔とは違ってほぼ全員参加にして、学業に明らかに影響があるまで活動するクラブ活動を学校はなぜ大事にするのか?20年の経験から、「協調性やグループ活動の養成」という教育目的以外に理由は二つあると私は考えています。

文武両道を学校が喧伝する理由  手っ取り早い学校統治

まず第一は、クラブ活動で放課後まで学校に縛る事によって、問題を起こす生徒が減るということです。矢面に立つのは、親ではなく、学校ですから。それに、学校で同級生や先輩あるいは教師と密な上下関係を作ることによって、学校での行動も、教師の手をわずらわすことなく、自律的に制御されるからです。教師が子供を叱責して文句を言う保護者も、先輩からの指導・連帯責任の自主規制であれば何も言えません。
だから親からの学校への注文がうるさくなるに連れクラブ活動が盛んになってきたのです。

文武両道を学校が喧伝する理由  教師の評価のため

第2は、これは特定のクラブ活動で、とても目につくことなんですが、教師のためにクラブ活動があり、生徒がそれに巻き込まれているということです。クラブ活動で実績を残した教師は高く評価されます。特に公立では、塾や予備校と違い、生徒の偏差値を上げたとか進学実績などあまり評価に関係ない世界なのですから、クラブの活躍は重要な評価ポイントです。

だから、中にはテスト前のクラブ休止中の期間も入試前の冬休みになってもクラブを強制することもあります。学校に内緒で練習するために、自分で会場や練習場を借りてその金銭的な負担までも生徒に押し付ける教師さえいました。そこまで行かなくても、自らの評価と充足のためにクラブ活動に入れ込む教師は多いです。
それに加えて、授業中では、教室では言うことを聞かない子どもたちがクラブでは服従するのですから、教師冥利に尽きるというものです。

クラブで成績が落ちた時に繰り出される鬼畜な理由

そんなクラブ本位の活動にクレームが出る時の教師の決まり文句は「クラブ活動しても〇〇高校・大学に合格した生徒もいます。クラブのせいで時間管理ができないということはない!」です。イヤイヤ・・・勉強にも適正があります。そんな勉強をしなくてもできる子もいれば、努力しないとできない子もいます。それこそクラブ活動と同じです。
そんなことはプロで多くの生徒を見ている教師が一番良く知っています。そのうえで、将来の進学や人生のためにクラブと勉強の両立ができないと悩んでいる生徒に、特別な生徒の例を持ち出して生徒の将来を潰しにかかるなど鬼畜の所業だと私は思います。

クラブは足抜けが難しい。入部は慎重に

一番気をつけないといけないのは、学業に悪影響があるクラブを辞めるときに教師や先輩が総出で引き止めなかなか辞められないということです。これに困る生徒は非常に多いです。中には顧問の教師が生徒の家に何度も突撃して親を説得するというようなこともありました。

だから、 良いことしか言わない新入生勧誘の紹介だけを聞いて 「カッコいい」「好きだから」と4月に飛び込むのではなく、しばらく実際の活動の様子を見てから入部することをお薦めします。

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