「あいさつ」は子供を観察する重要なツールです/子犬の選定と同じです

私も挨拶の重要性はよく理解しています

挨拶というのは、礼儀としてとらえられますが、企業などでは礼儀以上に集団に所属している人間の確認として捉えられます。上司や先輩に挨拶しないということは、その集団でのヒエラルキーを受け入れられないことを意味します。同僚とあいさつしないことは、その集団に迎合しないことを意味します。

だから、挨拶ということは非常に重要な意味を持ちます。ですから、子供に挨拶をしろというのは、とても大切なことなのです。

ところが、元気に挨拶する子供には、塾は大変苦労します

ところが、塾に来て元気よく挨拶する子供で、私はロクな子供を見たことがありません。思春期の子供なのですから、多くは「こんちわ」程度の恥ずかしさ半分の低いトーンで挨拶してくれます。こういう子供は、いたって普通です。内気な子供では、頭を下げるだけという子供も多いです。こういう子供も、いたって普通です。

ところが、少数ですが「こんにちわ~」と声を張って大声で挨拶する子供がいます。思春期で恥ずかしさ真っ盛りの子供が、親や組織の強制力がなく、私も強制しない塾で何で自ら大声を張れるのか?

こういう子供の半分以上は、「幼い」です。中学生ともなれば軽く頭を下げるだけの子供も、小学校の頃は明るく「おはようございます」と大声で挨拶していたはずです。精神年齢が、そのままなんです。これは、脳の発育が小学生のままだということです。精神年齢が低いまま、学習する部分だけが発育するなんてことはありません。全体的に発育が遅いんです。

ということは、元気に挨拶してくれる子供では、年相応の学習についていけない子供が多いということを意味します。

これは大人相手にペラペラとお話をする子供も同じです。大人への緊張や警戒がない小さな子供が大人とお話をするのと同じようなところがあります。もちろん、高校の高学年になって、将来のことを相談するような大人の会話ができる成熟した子供は別ですよ。

キチンと挨拶する子供は、ふてぶてしいことが多い

ところが、精神年齢はまともでも、大声で挨拶するのがたまにいるんです。この手の子供には大変苦労します。なぜなら、こういう子供は「挨拶さえしとけば、後は大丈夫。」とタカをくくって、いい加減な学習をする子供が多いからです。

元気なあいさつで高評価を大人からもらっておけば「良い子認定」してもらえて、陰では多少の悪さをしてもバレない・矛先が自分に向かないと知ってるんです。ところが、そういう舐めた態度は、挨拶程度の接点しかない近所のオバサンや学校の先生は騙せても、毎日何時間も教えている私は騙せないと分かっていないんです・・・もちろん、後々そのことを思い知って、挨拶などしなくなる子供も多いです。ネチネチ突っ込まれる塾への不機嫌から、無駄な足掻きと知るから、大声で挨拶などしなくなります。

でも一番ふてぶてしいのは、キチンとというより、慇懃無礼に挨拶をする子供です。挨拶を自らして相手の先手を打とうというタイプです。上司でもいるでしょう、自分から上から目線の挨拶をしてきてヒエラルキーを確認するヤツ。あるいは、面従腹背のいけ好かない後輩でニヤニヤ挨拶をしてくる舐めたヤツ。たまにいるんですよ、子供でも。大人に対して、明らかにイニシアティブをとろうとして挨拶をしてくるやつ。こういうヤツです。「最悪のクズ生徒、それは進学校の超優等生でした/芦屋市役所のパワハラで思い出した黒歴史

ブリーダーの常識/真っ先に挨拶をしに来る子犬は避ける

話は変わりますが、犬を飼うときどうして選びますか?

ブリーダーから犬を買う場合、よく言われる基準があります。母犬が数頭の子犬を産んだ知らせにブリーダーを訪問して、真っ先に挨拶に寄って来る子犬は避けた方が賢明だと言われます。なぜなら、その子犬はグループのリーダーだと自認していて、真っ先に行動して、訪問者の様子をうかがいに来たからです。家に引き取った場合、家族と犬の上下関係が上手くいかずに、トラブルを起こす犬が多いと言われます。

最後まで寄ってこない子犬もダメだと言われています。臆病過ぎて、他の犬や飼い主の突然の行動に驚いて、噛んだりトラブルを起こすことが多いからです。

だから、リーダーの子犬に続いてワラワラと寄ってくるその他大勢の子犬が、家庭犬としては一番いいと言われます。子供も同じです。大人にイニシアティブをとろうとして、自分から挨拶するような子供は扱いにくい。また、講師の干渉を拒否して、自分の殻に閉じこもる子供もとても扱いづらいです。

もちろん、狩猟犬などの特殊な目的の場合は別です。自分から行動するリーダー犬は優秀で、群れの統率のために必要不可欠です。飼い主がそのリーダー犬より上位に立てれば、素晴らしい成果を残してくれます。けれどその緊張関係は、ペットとしての安らぎに相応しいものではありません。

子供でも、リーダー的資質の子供は、優秀な子供も多いです。そういう子供は、権力関係のヒエラルキーはよく理解していますから、成績を握っている教師という自分より上位の人間との緊張関係の中では従順になります。ところが、塾などでその緊張関係がない場所では、そのヒエラルキーの欲求不満を晴らすべく、講師などにロクでもないことをしでかして上に立とうとする場合も多いです。これは、会社でとっても受けの良いデキる社員が、家庭では暴君になることがしばしあるのと似ています。

ということで、年相応の態度をする子供が一番いいと思いますよ

中学生や高校生など、大人には恥ずかしがったり、無愛想だったりするくらいの「普通」が一番いいです。大声で挨拶しに来たり、ペラペラとおしゃべりをしたり、含みを持たせた挨拶をしたりする子供には苦労することが多いです。

さらに言うと、外面が良く友達も多い優秀な若者を結婚相手に選ぶのは、結構しんどい目に合うことが多いかもしれません・・・ということで、会社の上司の推薦のお見合いなんか、私は薦めませんけどねぇ。お見合いは、取り繕った相手ではなく、こちらを見定めようとして自分たちの本性を丸出しにしている相手の親を見るためにあるんです。その親の性格を受け継いでいるんですからお付き合いして「アッ、これ母親のアカンやつや。」と分かれば、さっさとお断りすればいいんです。

まあ、500人以上の子供をつぶさに見てきた、私の経験の独断ですけどね。

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芦屋で500人以上の個別指導の実績を持つベテラン講師が、定額で、毎日何時間でも指導します。来塾時間も帰宅時間も制限はありません。クラブなどと両立してなるべく多くの時間を学習して下さい。