大学入学共通テストを乗り切るには?/スケジュール管理が命

まだ詳しく見てないので断定できませんが、英語のアクセントや発音問題がなくなり少し長文問題が増えたなどの変化はありましたが、基礎学力を測る傾向はもちろん、問題数が多いのもそれほど大きく変わることはなかったようです。

一番緊張度の高い試験、センター入試改め、大学入試共通テスト

この世の中で、センター入試ほど緊張感が高い入試はありません。理由は、まず初っ端の入試であること。そして、失敗が許されないことです。センター入試がダメだと、国立大学は志望校を下げるか諦めるしかありません。学校の期末テストも、私立の入試でも、「今回がダメでも、次があるさ。」はできますが、センター入試にはそれがない。

さらに、数学などでは、1問計算間違いすると、その後ろの問題すべて間違えてしまうこと。多くの場合、後半の解答で数字の辻褄が合わなくなってマークシートで適切な数字が選べなくなり、背筋が凍ることになります。この経験を一度でもすると(多くの生徒は経験している)、トラウマになってしまいます。私などはセンターテストの数学を受ける前に吐き気がしました。この圧倒的な緊張感は難しい二次の筆記テストでもありません。

だから、過去問や模試の場慣れは必須です。

大学入試共通テストを乗り切るには

基礎学力があることは必須ですが、もちろんそれほど難問が出るわけではありませんので、学校から配られたチャート式などの問題集ができていれば学力的には十分対応できます。

少なくとも神戸大学以上の国立大学を志望する生徒なら。ポイントは学力面よりも、上にも書いたような数学の独特の緊張感、問題数が多い英語の時間配分、国語の独特な選択肢など、センター入試独特の出題にいかに対処していくかにあります。みんなそれで何度も痛い目に合っているので、初っ端の入試だということもあって、余計に緊張するんです。

国語の選択肢の問題は独特の読解テクニックがいるので、特別な対策が必要です。しかし、それは既存の長文読解の学力の上にあるものなので、基礎から学びなおすものではなく、どう対処するかというテクニックの問題なので、長期の学習を要するものではなく、集中講座やそれ用の問題集1冊で十分です。

他の対処方法は、慣れで片がつきます。だから、多くの生徒は7年~10年分の過去問を解きます。傾向と対策を行うためというより、時間配分なども含めてセンター試験と言う全問マークシートのテストに単に慣れるための学習です。

だからスケジュールが大切/センター入試過去問は10月初頭には始める

しかし、1時間から1時間20分のテストがですから、答え合わせや見直しなども含めると1日に2教科しかできません。8教科あるのですから、1年分で4日かかります。7年分で1カ月、10年分で1カ月半必要です。センター入試だけに没頭しても、この程度必要です。

もちろん、2次試験の学習も並行しているのですから、こんなスケジュールで進むはずがありません。2カ月~3ヵ月くらいは見ておかないといけません。ということは、10月の初頭にはセンター入試の過去問を始めないと間に合わないことになります。

このことは、「高校生の数学 高3の学習 スケジュール管理が命」「神戸大学や大阪大学に合格できるライン」「高校生の数学 国立大学に向けて2年からの学習」で散々書いてきたことです。

基礎的な入試問題は3年の夏休みには解けていなければならない

もちろん、センターの過去問ができているということは、基本的な問題には対処できているという前提です。でも基礎的な問題ができているからと言って、センター入試の学習と並行して二次の入試問題の学習をしていくことなど不可能です。

上位の国立大学の二次の問題は難解で、解法のテクニックを教えられただけで解けるようになる代物ではありません。そのレベルの問題に対処できるように、さまざまな問題に挑戦して、文字通り実力を身につけていく以外ないんです。センター入試の学習と並行して2~3カ月頑張ってくらいでは、そんなものは身に付きません。

だから、2年の夏休みから3年の夏休みにかけて、じっくりと学習する必要があります。

ということは、基本学習は2年の夏休みには終わっておかなければいけない

ということは、学校から配られるチャートなどは2年の夏休みには終わっておかなければいけないということを意味します。

だから、3年になってチャートを復習しなおす生徒など、上位の国立大学にはかすりもしないんです。早々に諦めて、私立一本にすることです。ソコソコ基礎問題が解けて、偏差値55くらいあるのなら、3年から3教科頑張れば関学や同志社なら行けますよ。

ホームページはコチラ

芦屋で500人以上の個別指導の実績を持つベテラン講師が、定額で、毎日何時間でも指導します。来塾時間も帰宅時間も制限はありません。クラブなどと両立してなるべく多くの時間を学習して下さい。