神戸大学や大阪大学に合格できるライン

2年の夏休みに基礎学力が完成/2学期からは入試問題を解いていけること

甲南高校に入学できるライン」「関西学院に合格できるライン」で挙げた、英語のNEXT STAGEや英文問題精講が一人で学習できていること、それに数学のチャート式問題集を2年の夏休みには完成させていることです。塾でまともに予習をしていれば、無理なスケジュールではありません。

2年の夏休み後からは、数研の入試問題集などの入試問題集をはじめて入試問題レベルの数学に慣れていきます。英語は上の問題集を完成させていきます。終了時期は3年の夏休みです。並行して2次の入試科目の社会や理科を学習していけばいいと思います。社会は教科書を暗記、理科は学校から配られた問題集をやり直して3年に上がったくらいから数研の重要問題集を始めて行けばいいと思います。

関学などの受験生より半年間スケジュールが前倒しになっているのは、3年の9月からセンター入試の学習を始めなければいけないからです。

3年の9月からはセンター入試対策

センター入試と言うのは独特の試験です。数学などは最初の(1)を間違えると、その答えを使う(2)からすべて間違え大量失点します。英語は問題数が多く、いつもの調子で読んでいたのでは時間内に終わりません。国語は独特の選択肢の問題があります。

内容はそれほど難しくないので、神戸大学に受かる学生なら8割少し、大阪大学なら8割半ば取れます。これは、理系なら国語や社会、文系なら理科なども入った結果ですので、2次試験の科目では9割取れるから、そう難しくはないんです。けれど、その独特さから慣れや対策は必要なわけです。

という訳で、多くの受験生は7年から10年分くらいの過去問を学習します。1教科2時間として1年分は10時間。それに答え合わせと見直し、加えて国語などの選択肢の学習と社会や理科などの副教科学習をしていくと、センター入試の学習だけで1年分に30時間かかるわけです。それに、二次試験の勉強を放り出しておくわけにもいきません。ということで1年分で1週間くらい見ておかないといけないわけです。

ということは、順調に進んで8年分で2カ月かかります。まあ、余裕をもって3カ月近く見ておかないといけないわけです。ですから、9月の半ばから後半にかけてセンター入試の学習を始めないと間に合わないんです。

ですから、国立大学に進むためには学習のスケジュール管理が命

センター入試後は志望校も決まり、各大学の過去問でもして、苦手な系統の問題を潰していけばいいです。大事なのはセンター入試をどう迎えるかと言うスケジュール管理です。上の記載からも分かるように、「3年生の夏休みでクラブ活動卒業で、そこから頑張るぞ~」など言っている生徒は、まず国立大学には受かりません。

クラブ活動をしながらでも余裕でこなしてく「先天的に学習が得意」な「勉強しなくても京大に行ける」生徒以外は、多くの物を犠牲にしないと上のスケジュールはこなせません。ですから、私は「努力で大阪大学や神戸大学に行く」普通の、少し出来がいい、神戸高校で上位くらいの生徒には「クラブなんか入るな。死に物狂いで将来を掴め。」と言います。他に言いようがないからです。

教師のたわごとに騙されないように

ところが、ゆとり教育以後、学校は学習が大事なのかクラブ活動が大事なのか訳が分からないことになってしまい、クラブ活動に入っていない生徒には苦言を呈する教師も多くいます。休塾前に中学時代から塾に来て兵庫高校から神戸大学に進んだ生徒も、私の言いつけを守ってクラブに入らず勉強をして成績はいつも最上位に近かったんですが、担任教師から入学後半年ほど「なんでクラブに入れへんねん!」と言われ続けました。

こういう教師の言い分は「クラブ活動頑張っても、阪大も京大も行った生徒はおる。」です。学習特性が高くそれほど勉強しないでもできた生徒を引き合いに出して、努力を積み重ねて将来を勝ち取ろうとする子供の芽を摘むなど犯罪者だと思います。学習しなくても素晴らしい成績のごく少数の生徒に比べて、頑張り抜いて成績を上げていく生徒が大多数なのは教師が一番よく知っているはずです。それでもこんなことを言うのですから、そういう教師はクビにしたらいいと思うんです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。