中学受験に「後悔なし」が92%!満足度の鍵は“子どもの意思”の尊重【2026年調査】という調査は違和感だらけ

中学受験に「後悔なし」が92%!満足度の鍵は“子どもの意思”の尊重【2026年調査】が行われたようです。1月に受験が終わった中学受験生の親に、学校が始まる前の3月で調査している。

実際に学校が始まると実像を知って違うことを思うだろうし、2~3年経つと多くの子供は期待ほど成績が上がらず「こんなことなら公立でもよかったかも・・」と親は思い出す。あまりにも愚かな調査です。

3年後の中学3年生の時に同じ調査をしてみるといい。「こんなことになるとは思わなかった」が半数以上を占めるはずです。

まあ、記事の出所を見ると、子供の思う通り受験して、喜ぶ顔を見て、「中学受験っていいもんすね!」っていう、塾関係のマスコミの宣伝ですけどね。 でも、こんなのが中学受験の宣伝になるって言うこと自体、「自己肯定もしたいやろし、子供も可愛いし・・中学受験にとにかく突っ込んでいく親ならこんなこと書いとけばいいか」と舐められている証拠です。

この調査を読み解くキーワード「子どもの意思を尊重できた」

この異様に高い満足の一番の理由としてあげられているのが「子どもの意思を尊重できた」ということらしいです。中学入学後の生徒を預かっている私のような立場からしたら「まだ訳の分からない児童の意思の何を尊重するんすか?将来まで考えた意思なんすか?思考回路あります?」としか思えない。

ソコソコ学力がある子供であれば、訳の分からないまま中学受験の塾に放り込まれ、そこで競争が始まり本能的に上を目指します。「友達と一緒」「友達には負けない」いろいろ志望動機の言葉はあるでしょうが、基本は競争を煽られて上の学校に行きたいです。

その結果どうなるのか大学進学実績のデータも読み取れない児童、下位の成績で無理やり入って落ちこぼれてどんな悲惨なことになるのかも考えが及ばない児童の「意思を尊重できて満足している」などという親は、その中学に入ってからの苦労を共にしている塾の経営者から見ると「あまりにも愚かだ・・」以外には映りません。

ところが、この愚かさは受験の経験がない親には分からない。「ひとつでも上の学校に子供の希望通り合格した。満足だ」しかない。その代表が「中学受験の本質が生む悲劇/溢れかえる「合格しました!」ツイートの5年後」のような親です。

原因は中学受験の経験がない親の場合、第一子では状況がまったく分からず子供の希望を聞き入れ、少しでも上の進学実績が欲しい塾からは「大丈夫、合格できます!」と煽られ、その結果「子供の希望通り少しでも上の学校に合格できた!」となります。ところが、この第一子の中学受験の顛末が分かる前に第二子の受験が始まり、親は何もわからないままライバル心だけで動いている子供と進学実績を上げたい塾に振り回されている。

まだ「高望みした第一志望はダメだったけど、校風のいい第二志望に合格して、子供もここならいいと言っている。まあ、満足かな?」の方がよほどマシに思えます。今状況が分かっていない親が「子供の意思が尊重できた」と喜んでいるに過ぎない。

結果が分かるのは中学3年生になってから

中高一貫校では、中学受験が終わって子供がダラケている間に中学の学習は爆速で進み、遅くても中学3年生から高校の数学や英語、それに理科が始まります。

それまでは成績表だよりに「もう少し頑張って!」と励まし半分怒り半分ですんでいたものが、難しい高校の学習に入ると「完全に落ちこぼれている」という状況が明確化して「アカンかもしれない」と諦め半分になります。

だって、灘や甲陽、神戸女学院という雲の上のトップクラスの進学校を除けば、その下では上位3割で神戸大がやっと、真ん中少し上では関関同立です。ということは、この時点で多くの子供が数学など落ちこぼれていて英国社の私立3教科受験に絞らざるを得ないことになっています。

中学受験から3年後に「子供の意思を尊重できた」などとヌルいことを言ってられる親はごく少数しかいないのです。そんなことなら、関関同立の付属にでも進ませておいた方が、子供はゆったりと生活できるし、親は安心だし、「進学校しか考えなかったのは愚かだった」と思う親子が年次が上がれば上がるほど多くなって行くはずです「中学受験塾、下位クラスの生徒/付属校に入れる以外道はなし」。

中学受験・高校受験などキチンと考えた末の親が選択しないと失敗する

上位校に下位の成績で子供の射幸心や見栄で入学するなど、落ちこぼれて人生を棒に振りに行くようなものです。「そうじゃないかもしれないじゃない!100%言い切れるの?」とおっしゃる方もおられるでしょう。しかし、一つ下の学校でトップを取れば、上位の学校の中位以上の大学進学実績があることなど、その辺の高校の進学実績を比べれば誰にでも分かることです「「最上位公立高校の中位は下位高校の上位に追い抜かれ、下位は中堅高校の上位に追い抜かれる/中高一貫の私立でも同じことが起こります/最上位校で落ちこぼれる生徒の特長」。

その話をされて怒るというのは「プライド優先の受験を否定されて頭に来ている」ということです。

ミドリゼミでは「中学2年生で一発で分かる「関関同立は絶対無理」な生徒/勝ち目は付属高校一択!」「進学校の下位、中堅公立高校で失敗するパターン/関関同立には絶対に行けない」などと、親が冷静に子供の学力と志望校の進学データを考えて高校受験を選択しなければならないと言って来ました。それは中学受験でも変わりません。

子供と一緒に頑張るという気持ちだけではなく、子供の人生に有利なように冷静に判断できる親が、子供がそれなりの判断が出来る以前の中学受験や高校受験では主導権を取るべきです。そして、確実により良い状態で大学受験を迎えさせてあげて「じゃあ、大学はお前の将来を考えて、希望の大学の学部に行け。」と言ってあげるべきです。

小学校6年生の何の判断力もない児童で「子供の意思を尊重できた」と言って、受験直後の3月に満足に浸っている親など愚か以外の何物でもない。

私なら?

私なら、子供がそれなりの選択ができる大学受験までは親がレールを敷きます。 そして、子供のできるだけの情報を与えて、出来るだけ良い状況で「好きな大学と学部を選べ」と言います。 だから、受験に突っ込む前に親はレールを敷き情報を与えられる知識を学ばなければいけない。

まあ、今の子供を見ていると、大学受験でも親がレールを敷かないけないようなのばっかりですけどね。 少なくとも、関関同立以上に行ける程度じゃないと、親が大学受験でもレールを敷くべき。子供に学部選択はもちろん教科選択の能力もない。

だって、親世代に比べて子供の数半減してるんですよ。関関同立など親世代の産近甲龍ヤバいっていうレベルで進めるんです。関関同立より下なら、親世代のFラン大クラスです。判断能力あると思いますか?塾でも、このレベルの子供には現状を言って行かせても、自分の希望と気持ち優先の選択をして間違えることが多い。数学苦手なのに理数系で関関同立も行けなかったら理数系の開発職の就職あると思ってるの?こういうヤツ等には親が受験科目も受験大学も決めるしかない。

そして、阪神間で2~3番手の進学校として名前が轟いている私立の中高一貫校でも、真ん中少し下なら関関同立には行けません。

ミドリゼミなら?

高校受験は調査書や偏差値別に高校に行くだけですから、別に私が口を挟む余地はありません。あるとしたら「この成績とヤル気で公立高校に行っても大学受験で失敗するから、今から付属に行かせる方が良くないですか?」程度です。

でも、大学受験に関しては、理系・文系の選定、受験教科の選定、国立か私立かの選定には生徒を理詰めで詰めまくります。そうしないでよかった高校生は、この2年で3名のみ。これ、関関同立以上の生徒ででも詰めまくったことが多いです。それだけしないと、「この大学に行けたからこの会社に就職できた。良かった。」にはならないから。

私が「キミに任せた。キミの判断は間違いがない」と全面的に信頼したのは1名、この生徒だけです「大阪大学 経済学部の総合選抜で合格報告がありました」。この生徒の知性は素晴らしかった。進学校の生徒でもないし、京都大学に楽勝というような飛び抜けた学力を持っていたわけでもない。しかし、学力・社会的知識・常識的な判断力・努力できる力・上昇意欲とヤル気のすべてを高いレベルで兼ね備えて「どの企業に行っても成功するやろな」と思える生徒でした。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。