板書を写すのに精一杯で授業を聞けない生徒たち/ノート提出で平常点なんかつけるな

公立中学で最近の教師のやっていること

このツィートを見て、私ガチで切れたんです。この先生に切れたんではないです。そういう先生が多いとこの方が書いていることに切れたんです。というのは、教科書や問題集の解答と大差ない板書に授業の大半を費やして丁寧に説明しない教師が、今非常に多い。そして、きれいに写してノートを出さないと平常点はないというんです。

そこで、板書を理解しながら写せない7割がたの公立中学の生徒は、塾に来て「ノートを取るのに精一杯で、授業を聞けなかったから、最初から説明して欲しい。」とか、「授先生は黒板に向かって話していて、よく分からない。」など言っています。

でも、塾では「教科書や問題集に書いてある板書なんか写さずに、教科書を読みながら先生の説明を聞いて理解しろ。」とは言えないんです。だって、ノート提出せずに平常点が下がって、それで通知簿がワンランク下げられるなんてしょっちゅうだからです。その平常点のつけ方も、このツィートの先生が書いているように、パラパラめくってきれいに書けている程度しか見ていません。

丁寧に説明もせず、教科書丸写しの板書をきれいに写経してあるかどうかで点数をつける教師など、ダメです。最近は、「先生も授業準備に忙しい。」「業務量が多くて大変だ。」などとよく言っていますが、こんな体たらくで何を言ってるんや? 忙しいんやったら、板書なんかしないで、問題集のまとめのページををコピーした紙でも配っとけ!

高校の教師のやっていること

これは、主に英語と古文の教師で多いのですが、「予習」として教科書本文をノートに写してこさせて、その行間や見開きの横のページに解説を書き込ませています。高校生は教科も増え、学習の難度も上がり、そういう無駄な「作業」をしている余裕はないんですよ。こういう教師は自分の教科のことしか考えずに、全教科でどれだけの負荷が生徒にかかっているのかまるで考えようとしていないんです。

そのくせ、ノートに書かせることは「関係代名詞」だとか「尊敬の助動詞」だとかいう。教科書ガイドを見れば書いてあるようなことばかりで、文法的な構造や接続から「なぜそうなるのか」を説明している教師は皆無なんです。だから、塾で「何でや?入試でそう判別つくか?」と聞いても、生徒は首を横に振ります。

結局こういう教師は、「平常点だ」と脅して生徒にキレイなノートを作らせて、教師のためにキレイに書かれたノートを見て「甘露、甘露」と自己満足しているクズに過ぎない。生徒にノートを作らせることを無理強いする前に、生徒が進んでノートを取りたくなるようなもうちっとマシな授業をしたらどうやねん。

会社でもいるででしょ? 書類や発表資料の内容ではなく、体裁や見栄えばかり気にしている上司。ああいうのは「無能」と部下から評価され、いずれ閑職に回るんです。でも残念ながら、子供は「こいつアカンわ」という評価を先生にはできないんです。その能力もないし、立場にもいないし、汲み取る評価システムもないからです。

普通ならどの組織も持っているこの評価システムがない上に、独立性が高い先生稼業で自浄能力がないことが、学校でここまで教師が野放図にやれる原因です。

親のやっていること

唯一、バカなことをやっている教師に文句を言えるのは親なんですが、その親がこのような現状を分かっていません。上のツィートのリプライで多いのが「ヘェ~、今はノート提出させて点数つけるんですか?私たちの頃にはなかったですぅ~」というものです。

親が子の現状を分かっていないんです。だから、私のような塾で、「子供は応用問題を解いている」のでも「分からないところを聞いている」のでもなく、「授業をもう一度説明しなおしている」という、途方もなく非効率なことになっているのが分かっていない。

大人が、会議やシンポジウムで、配られている資料そっちのけでプロジェクターで写された内容を必死で書き留めて、「写すのに必死で、内容は分からなかったです。」なんて、上司に報告したら無能の烙印を押されます。資料を見ながら、気づいたことを書きこむのが普通の大人の「授業」の聞き方です。子供も同じように、教科書なんかに書き込めばいいんですよ。何で子供にだけ、アホな板書を求める?

教師の横暴と親の無知の間で、子供は多大な被害を被っているんです。

解決策? 簡単です。

教師も必死で板書しているのに生徒がボケっと聞いているのが気に食わないんだたら、自分もプロジェクターかなんかで教科書や問題集を映してその解説をすればいいんですよ。プロジェクターなんか使わなくっても、私立だったらipad配ってるでしょう。それに配信して、モニター見させながら解説すればいいじゃん。いつまでも黒板使ってバカなことしてるんじゃない!

もっとも、教師の「提出させる」「俺の授業を写させる」という自己満足を押さえ込む手段はありませんがね。何せ、評価システムも自浄能力もないですから。

ホームページはコチラ

芦屋で500人以上の個別指導の実績を持つベテラン講師が、定額で、毎日何時間でも指導します。来塾時間も帰宅時間も制限はありません。クラブなどと両立してなるべく多くの時間を学習して下さい。