補習塾ほど授業料を高くしないと、ダメな生徒なんて教えきれません

とある女子高生との会話

先日、塾の開始時間に女子高生が来ていまして、まだ他の生徒は来ていませんでした。そこで、何かのきっかけにこういう雑談になったんです。

「同級生の男の子って、頼りないです。」と、このソコソコの進学校に通う女子高生はのたまうわけです。

「そらそうや。精神的発育は女の子の方が早いからな。それに、最近のお母さんは、同性の女の子には結構厳しいけれど、男の子は甘やかして育てるのが多いからな。」

「私も、それ感じてました。男の子に甘いお母さん多いです。」

「特にお姉さんがいる弟は幼いのが多いで(「姉弟の不思議とリスク/弟を甘やかした方は要注意」の通りです。)。」

「そうなんですか? どうしてですか?」

「分からん。お母さんとお姉さんの二人に甘やかされるからかなぁ~、・・・で、女性の多くは年上の男と結婚するわけや。でもな、成績最上位の男の子は、女の子よりしっかりしてるのが多いで。やっぱり、自分の将来とか、結婚に逃げられへんからしっかりした仕事に就かなとか、思ってるからや。」

「それは、中学校で通っていた塾で分かっています。」(この女子は進学塾の最上位クラスに在籍していた。)

ということで、こういう風にあきれ果てます

ということで、この女子高生との会話の通り、塾でもダメダメで世話のかかる生徒は男子が多いわけです。成績が悪い・学習能力が低いということではなく、だらしない・キチンと出来ない=テストや入試に向けたスケジュール管理ができないので、塾がコントロールしないといけません。しっかりした女子のように「こういうふうにやろな。」とスケジュールを相談して、あとは「大丈夫か?」とチェックして「もうちょっと、この科目を・・・」と引っ張っていけばいいのではありません。

「ここは出来るって言うてるけど、ホンマに大丈夫なんやろな。」という下らない日々の指導から「あれほど言うてるのに、何でこんなことになってるねん。何回も学習したこともスッカラカンに忘れて、その上これもあれも何にもできてへんやないか。」と小学校低学年並みの育児を受験期の中学3年生や高校生にしないといけません。「もう無理・・こんなん教えきれへん。」となります。

塾の名称を保育園と変えて、保母さんの忍耐と幼児の面倒を見る人員が必要になります・・・集団型の個別指導で気が短いオッサンにはムリです。

どの塾でも無理だと思います

塾にはヒエラルキーが存在します。成績の良い、良い学校に進める生徒が通う名門塾ほど授業料が高い・・・もっともな話です。ところが、こういう生徒程教えるのが楽なわけです。だって、通り一遍の参考書棒読みの授業をしていれば十分理解してくれ、宿題を放り投げておけば自己学習で学力を上げてくれ、楽勝です。だって、「男の子は頼りない」という女子高生が「しっかりしている」という成績優秀者が生徒なんですから、基本的に生徒にお任せで放り投げておけばいいんです。京大の入試問題の難問を聞かれても、ネットで解説を調べて、次の日に「こうなっているから。」と偉そうに解説すればいいだけの話です。

進学校に通っているお母さんで、「しっかりとした授業が進学校にあると思っていたけれど、ただ単に生徒に課題放り投げてるだけやん。」「分からないところがあっても放りっぱなしで、適当な授業して、学校説明のパンフレットに書いてあったのはウソか~い。」とお感じの方、その通りです。進学校や進学塾の進学実績は、素晴らしい授業やカリキュラムがあったからではなく、素晴らしい生徒を集められたからに過ぎません。

ところが、補習塾では授業料安く、講師もアルバイトで揃えなければいけない塾に、上に書いたような手のかかる生徒が押し付けられるわけです。教えているのは「こんなヤツら、教えても成績なんか上がるかい。」と生活のために仕方なしに教えている講師、「何でこんなのの相手せなアカンねん。」と腹の中で笑っている学生のアルバイトなんです。ダラシナイ子供にやる気のない講師で成績なんか上がると思いますか?

・・・そんなことはない? 熱心な先生がいるはずだ?・・・いや、親でさえ困り果てて呆れ果てるような子供を毎日毎日多数面倒見て、勉強する気もない子供の成績が「何であがらないんですか!」と親から怒鳴られ、しかも低賃金です。やる気出ると思います? 塾の授業料や講師の給料を名門と補習塾で逆転させないといい人材なんて集まりませんよ。

でも、親の方の価値観は全く逆になっている。手がかかる職業ほど低賃金で酷い扱いを受ける。これは介護から保育園、塾や学校まで同じです。この構造が変わらない限り、成績の悪い生徒をどうにかしようなんて無理です。

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