デキる生徒とデキない生徒の差/学習効率は1/5以下/下位で高校に入るな

デキる生徒とデキない生徒の学習の効率

デキない生徒は学習が遅いです。題意を把握できないから、考えることが多すぎるんです。そして、答え合わせをしても正解を書き入れるだけだから、いつまでもできない問題はできないままです。デキる生徒は題意を把握して絞った学習をしますから、学習速度も速く、間違えても学習の意図を考えて見直し、できない問題を解決していきます。

公立中学で通知簿4と5が混ざった上位の生徒と3中心の生徒を見では、学習スピードが3~4倍違います。それにデキない生徒は、間違えてもそのままです。デキる生徒は1割間違えても、その8割は塾で聞いて解決していきます。ということは、出来ない生徒の成果は、3~4分の1どころか1/5や1/6になっていくのでです。

高校では逆転は不可能

デキない生徒は、答え合わせもせずに、間違いを考え直すこともなく、できないことはできないままです。これが1年間続くともう埋められない差になっていきます。単に差が広がるだけでなく、差は広がり続けます。

もちろん、この学習効率の差は学習が難化する高校に入ればさらに広がることになります。学習が難しくなって、デキない子が出来ないことが多くなり、もう追いつくとかどうとかいう話ではなくなってきます。完全に落ちこぼれて終了です。

ビリギャルなどというお話はほとんどありえない逆転劇だから映画になるわけで、少し努力したら達成できる現実的な話なら映画になどなることはなく、現実の塾や学校の仕事になります。

だから、下位で高校には入るな!

このことは、高校に下位で入ると上位の生徒を逆転することは不可能で、大学受験の失敗とイコールということです。「進学塾や進学校の生徒が抱える学習問題・・根っこは親です」の通りです。一方、学校間では、上位校と中位以下の生徒と下位校の上位の生徒の逆転という不思議な現象が起こります。「ジャック・ウエルチに学ぶ 高校進学に伴う成績逆転の謎 」の通りです。

だから、高校に中位以下で進むようになる受験は絶対にダメです。

でも、この効率差が縮まる期間が一度だけある!

この差が縮まる期間が2カ月間だけあります。それは、公立中学の生徒の3年の1月~3月半ばの2ヵ月少しの期間です。何度も何度も書いてきましたし、「中学3年の冬休みまで本気を出さない子供たちの将来」にも「デキない生徒とデキる生徒の学習の違い」にも「真剣な学習ができない子供たち/大人の通過儀礼が必要なのか?」にも書いてきました。

入試が目の前にぶら下がってくると、このデキない子供が豹変し、デキる子供へ変貌を遂げます。高校受験程度ではデキる子供は受験前には完成していて伸びしろはありませんが、デキない子供は伸びしろだらけです。そこで、デキる子なみの効率で頑張りだすんです。デキる子の学力が上限で停滞しているこの時期だからこそ急激に差は縮まります。

ところがこのスパートは夢物語に終わる

ところが、このスパートで中堅高校に潜り込んだ生徒は、これを反省として頑張らずに、「最後少し頑張ったら楽勝!」っていう成功体験に味を占めるんです。それで、高校ではますます酷いことになります。「学校の授業時間以外に 全く又はほとんど勉強し … – 文部科学省」の通りでございます。

だから成績が悪いんです。「のど元過ぎれば熱さ忘れる」なのか「三つ子の魂百まで」なのか、その子の本質・性根の問題なので改善は限りなく難しいです。高校に入ると、上に書いたようにギャップは大きくなりすぎて、大学入試前にはいかに足掻いても逆転なんかできません。「偏差値30からの大逆転、びりギャル」なんて、「30歳から猛練習してオリンピックでメダル」ほど不可能です。

塾に行かせれば何とかしてくれるだろうと思っている親には解決できない

デキない子供をデキるようにすることは難しい。勉強(方法)が分からないことが問題ではなく、分からないまま放置していても平気な性根が問題だからです。 でも性根は本質的な生まれ持った性質で、学習障害と同等です。塾に解決を丸投げするような親では解決できない。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。