小綺麗な男子高校生は淘汰される/現代と江戸、そしてネズミの社会から見る遺伝子淘汰のパラドクス

小綺麗な若者たち

最近、若い男で脱毛や化粧が一般的になりつつあります。同じように若い男が脱毛に気を使い、衣類にも気を使って小綺麗な男が多かった時代は江戸時代です。

現在は経済格差が広がり、中下層では実質賃金が上がらず、恋愛や結婚・マイホーム獲得といった「かつての王道の幸せ(=生物学的な生殖・巣作り)」のハードルが高くなりすぎた結果、多くの若者がその競争から静かに退場しています。

江戸時代(特に18世紀〜19世紀の江戸)の江戸は、地方からの出稼ぎ男性が流入したため、極端な「男余り」の社会でした。人口比でいうと男性が女性の2倍近くいた時期もあり、下層の独身男性(職人や日雇い労働者)が結婚できる確率は極めて低い状態でした。

江戸時代の中後期と現代は、男性が置かれた経済状況も、女性に縁遠くなったのに男が脱毛に励み、小綺麗にしている状況は非常に似ています。

ユニバース25というネズミの実験は人間社会と高い類似性を示す

有名なマウスの実験です。外敵はなく、エサを十分に与えている状況では、ネズミは大繁殖して過密な状態になります。

すると、勝ち組の強いオスたちがメスを独占してしまい、負け組のオスは繁殖競争に参加するのを止めてしまい、エサを食い栄養満点で毛づくろいだけに時間を費やしだし、艶々な「Beautiful ones」というきれいなオスが出現し出します。

一方で、勝ち組のメスはオスのテリトリーで巣を確保して安全に出産し子育てをしますが、勝ち組のメスに蹴落とされた負け組のメスでは巣を持てずに子育てをせざるを得なくなり、子供の死亡率がとても高くなります。

その中で、負け組の数がだんだん多くなり、少子化が進み、子ネズミの死亡率も高くなり、外敵もなくエサも与えられている状況でネズミの群れは全滅します。

この実験は25回行われ、25回とも同じ結果です「Universe25/日本の状況がよく分かるマウスの世界/Elon Musk のツイート」。

ネズミと人間の類似性

この小綺麗にする負け組のオスのネズミって、中流が消失していき勝ち組と負け組が二極化する中で経済的理由で女性を諦めて、出世より家に帰ってネトフリって言って、なけなしの金で脱毛している現代の男と似てません? 何のために毛づくろいして脱毛してるの? メスは貧乏なアンタのこと見てないよ。小綺麗が負け組を誤魔化すプライドとツールになってない?

さらに、巣を失って子育てに苦労しているメスのネズミは、現代の「シングルマザーの貧困」という課題と同じだと思いませんか?

勝ち組のメスは、大企業で育休を取って、同じ大企業で共稼ぎの旦那とマンションを買って安全に子育てをし、塾や私学に通わせる金銭的余裕を持つ。そこから弾き飛ばされた女性は、結婚したとしても上に書いたような小綺麗な男が相手など問題ある結婚が多く、家庭という巣は子育てを出来る環境でもなく、そういう環境に嫌気をさして巣から出て結局シングルマザーになり、子育てに苦労し、塾や私学に通わせる余裕もなく、やはりその子供も母親と同じ道を選ばざるを得なくなる。

経済もまだ世界3~4位で、実質的な購買力で言えば世界で有数の豊かな日本で、小綺麗な男が増えているのに婚姻率は低下して、少子化が進み人口減少している状況は、外敵もなくエサもあるネズミの社会が絶滅していく過程ととてもよく似ています。

それでは、なぜこのようなことになるのか?

現在では、以下のように考えられているようです。私が言ってるんじゃありませんよ。怒らないでね。

社会密度ストレスによる生殖・免疫の弱体化が起こる。あるいは社会的ストレスが大きな母親では、子供の脳に遺伝子変異が起きることあり、ストレス耐性やオキシトシンという愛情や絆に関するホルモンの受容体が減る、というような調査があるようです。

これ、アレルギーが増えたり、企業や結婚という絆から遠ざかる今の若者と共通してません?

ここから、さらに一歩踏み込んだ考察では、外敵もおらず食物も豊富な繁殖に適した環境下では、本来なら外敵に食われ、あるいは食物獲得競争に負けて死んでいた、あるいは繁殖からつまはじきにされていた個体までも繁殖することができる。これでは種の存続にプラスではない遺伝子を残すことになる。だから、遺伝子的にすぐれない個体が子孫を残せないように、種の内側からブレーキをかける、という論があるそうです。

給料が増えないのに税金や社会保険が酷くて結婚も子育ても諦めたからではなく、優秀な遺伝子継承のために、日本人という種族が本能以前の遺伝子レベルのプログラムとして二極化と高負担社会を作っているんじゃないのか?ということです。

同じことは世界中のあらゆる先進国で起こっています。人口を増やしているのは、過酷な生存競争下にある移民だけという国も多い。

でも、ネズミみたいに全滅したら遺伝子的にも意味ないじゃん。この説、合ってるんすか? それとも、劣った遺伝子を残す群れ・国家は全滅して、優れた遺伝子を残す環境下にある他の群れ。国家を残そうという戦略なんか?

塾と阪急神戸線の傾向

幸い、私の塾には、進学校や中堅校でも成績が良い生徒が来てくれています。彼らを見ていると、まだ勝ち組を目指した競争の中にあり、私が「それでエエんか?」とまで思う小綺麗な男はいません・・・悪口ちゃうで。褒めてるねんで。

中堅高校に行って、毎朝化粧台の前で時間を食っている息子をお持ちのお母様、どう考えてます?「塾に行きたいから金を払え」じゃなく「脱毛したいから金をくれ」と言い出したら、もう見込みはないっすよ?

小綺麗な男やイケメンというのは、褒め言葉ではなく、社会的な負け組を特定する悪口として将来は使われ出すのではないか?と、想像してみたりします・・・阪急神戸線ではよく見ますけどね。なんか韓流スターの真似をして、日焼けもない真っ白な肌で、キレイに眉を整えて、化粧までして、今流行りのダボっとしたパンツをはいてる若い男。「どこの大学っすか?」と聞いてみたいんですけどね。

外国では

超競争社会で、日本以上に経済格差が高いのは韓国です。だから、韓国の男優や歌手は、中性的な男が選ばれ、日焼けもせず、化粧をしている超小綺麗な毛づくろいが最先端になる。それが、韓国よりも二極化が遅れていた日本でも受け入れられるようになってきた。

マッチョ信仰が強いアメリカでさえ、若い男性ではスキンケア、メンズメイク、体毛の脱毛市場が爆発的に成長しているらしい。いや、胸毛ボーボーが白人の男のセックスシンボルだったはずがです。

中性的な男優の人気も出てきている。ティモシー・シャラメなどがその代表らしいです・・・でも、日本人的にはこれで中性的って言われても・・まあ、白人の女性がマジでメイクすると、ほぼゲイバーのホステス?並に迫力ありますから、男の中性的ってこんなもんか・・・

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。