今の教育現状/ミドリゼミの存在意義/ミドリゼミに合わない方

ミドリゼミでは、今の教育現場の最大の問題点は、多くの子供を置き去りにしている進学校、キチンとした学習を指導できない公立校、それに暗記一辺倒の学習を強いる高校受験塾にあると考えています。そういう画一的な指導をどの子供にも行い、将来に禍根を残す子供が大量に生み出されています。

ところが、その状況を何とかしようと頑張るほど子供からは嫌がられ、親御様にも分かっていただけない現状があります。それでも、ミドリゼミは頑張ろうと思います。

進学校の教育現状

進学校では宣伝になる上位の生徒の進学実績だけを考え、速く難しすぎる学習に多くの生徒が理解不足になっています。ところが多すぎる課題と速い授業ペースのため、理解不足を復習する余裕はありません。せっかく進学校に入って努力しても、半分以上の生徒では中堅校や公立校で普通の授業をいい加減に受けている生徒と大差ない学習理解と大学進学になります。「進学校問題の相談多し/難しすぎて役に立たない授業/多すぎる課題で復習できない」「進学校とはどういうところか?/優秀な生徒を搔き集め、チャート式も理解させられず多くは関関同立で精一杯、そういうところです

その結果、誰もが名前を知っていて中学受験で目標にするような学校でも、上位2~3割しか国公立大学には進めていないことが多いわけです。真ん中少し上の成績では、中学受験では目標にもしていなかった関関同立クラスの付属校の生徒が6年間遊び頬けて進む付属大学に進むことになります。

苦労して苦労して分からない授業にしがみついて、膨大な課題を未消化のまま提出してその結果不本意な進学になるんです。下位に落ちこぼれれば産近甲龍クラスも難しい状況になりかねません。

公立校の場合

一方で、公立校では、中学受験生の休憩場所となった小学校で十分な学習指導がされずに、中学でも単位計算もできない生徒が半数近くを占めているため、成績上位者の役に立つ授業は出来なくなっています。ところが、テストでは上位者を選別するために学校では教えていないような難問が当たり前に出される。

そこで優秀な生徒は厳しい高校受験塾に通わざるを得なくなっています。ところがその厳しさは、手っ取り早く目先の得点を上げるために暗記一辺倒の学習を強要するものであり、進学校に進めても丸暗記学習が身に付いた生徒は理解力を求める高校の学習で破綻することが多くなっています。

それを補佐するはずの予備校や集団塾では科目別に担当教師・講師が学校と同じように教えるだけで、面談も1学期で20分程度で、学習方法の改善などはできていません。下手をすれば、暗記学習を強要され、進学校には行けても落ちこぼれます。

大半の成績優秀者が中学受験で公立中高には進みません。そのため、最上位の公立高校でも国立大学への進学実績は親世代の半分になっています。昔は中位にいれば神戸大学に進めたのが上位2~3割でやっとです。真ん中では関関同立も厳しいです。

その上、上に書いた暗記学習が身についている子供では、高校の学習が全く入りません。高校受験塾で暗記学習にしがみついて、下位3割で最上位の進学公立高校に進んだ生徒では産近甲龍にも行けない状況です。

尚、公立中学の惨状は、このブログに記載しています。「「9割が教科書を読めていない」私立文系しか行けない子供たちの末路/新井 紀子 国立情報学研究所教授」「「公立中学の下半分の落ちこぼれ感がハンパない/落ちこぼれた生徒の見分け方」「理解の壁/公立中学の通知簿3と4間に立ち塞がる途方もない壁」「公立中学や中堅高校・私立の生徒に必要なことは学習指導ではない」「中学受験をした生徒としていない生徒の差/埋められないほど大きい」「中学受験を利用して基礎学力を身につけよう!/指導不可能になっている公立中学の半数の生徒

ミドリゼミの存在意義

多くの子供では、学校はもちろん集団塾や予備校でも1学期で10~20分程度の面談で、学力に応じて必要な学習がどこからも提案されずに、学習方法の改善の提案が誰にも指摘されずに、進学校に進めても予想を裏切る大学進学になることが多くなっています。何より、親御さん自身が大学進学を最終目標に考えずに目先の受験に夢中になって無理をして上位校に下位で滑り込ませるからこういう事態を招きます。あるいは、漢字をおぼえる気もない子供が平均点を取ってくる公立校の状況がお分かりになっていないからこういう状況を招きます。

個別指導ではアルバイトの学生が教えるだけです。子供の状況や学校の授業などを考えて、役に立つ学習指導や進路指導などができる場所がないのです。

当塾は、ベテランの塾長が毎日、ほぼ全教科を直接教えます。子供の総合的な学力・性格から学校の授業内容・進度まで考え、子供の多くの情報を把握した状態で日々コミュニケーションを取りながら学習・進路指導を行います。神戸高校でも神戸大学で各生徒に最適な学習・進路指導を提供します。

ミドリゼミに合わない方

ということは、毎日毎日子供を見守って、悪いい方をすれば日々講師の監視下に置いて教えていくことになります。20年以上もこういうことをし続けている講師が毎日指導していくわけです。

もちろん、子供の状況を見て、進学塾で落ちこぼれて学力だけでなく精神的にまで追い詰められている子供では、徐々にしか変えて行けない場合もあります。ところが、進学校に下位で子供を入れて、最上位の○○大学を夢見ている安直な親御様ではこの状況に我慢できない方がおられます。肝心要の学校にはクレームを入れられないから、何とかしようとただ一人悪戦苦闘している私のところに「すぐに大阪大学OKにしろ!」とクレームを入れて来られる。そんなこと無理ですよ。すぐに何とかできるのなら、大阪大学の値打ちはないです。

あるいは、上に書いたように、中学受験組の休憩場になった小学校で漢字の書き取りも計算もいい加減に放置されて、その安楽な状況がデフォルトとなった子供は、本当にだらけています。定期テスト前に漢字をおぼえる気もなく、全滅に近いことをして来るなんてデフォルトです。だから、何度も注意して行ってもまったく効果ないことも多いです。最終的に叱ることになります。

ところが、学校からも親からも叱られたこともなく、嫌なことなどほとんど言われたこともない子供たちでは、少し叱ると「あの塾イヤヤァ~」とすぐに辞めてしまいます。残念なのは、「ウチの子、ダメです。厳しくして下さい。時間がかかるのは分かっています。」と塾に入ってきた親御さんが、「家庭内でめんどうなどまっぴら。」と子供に押し切られて早々に塾を辞められることです・・・汚れ仕事を塾に放り投げて、こんなことじゃあどうしようもないですよ。

こういう方々には、ミドリゼミは合いません。「入塾基準の見直し/最近の反省から」 というか、真面目に子供と向き合って何とかしようとするどこの塾も学校も合わないと思いますよ。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。