高校受験に成功する英語授業  

キチンと教えます  文型・受動態編

授業がやっと始まり、中学3年生では今学校では第5文型と現在完了を教えています。受動態を2年の最後に教えて、それから文型を教えているんです・・・どういう考え方でこういうカリキュラムになってるねん。だから受動体をまるっきり理解できないんです。

学校やほとんどの塾では受動態を「~される」と教わります。それだけです。それでSVOの簡単な構文で受動態を教え放り出します。問題集もSVOの受動態を2年で載せて、それっきりです。ほんだら、今習っている5文型のSVOCの受動態どうするねん!当然4文型のSVOOの受動態も生徒たちはできません。まともな頭があれば、文型をすべて教えて、目的語を主語に持ってくるのが受動態、その結果「~される」と言う意味になると教えないと複雑な文型では対処できないということが、なぜ分からないんでしょう。

塾でまともに教えられていない判別

I give you a bookとI buy you a bookの受動態を前置詞込みで書き分けろと言えば一発です。「ああ、あのポイントね!」と答えてA book is given to you とA book is bought for you.と答えられなければ、学校と同じことを繰り返し塾で教えているだけで、そんな塾に通わせる価値はありません。文型もSVOOからSVO to M、SVO for M の第3文型への書き換えも教えていないでしょう。

この程度のことを教えていない塾など、マトモな塾だと私には思えません。

上等な塾の判別

Who wrote this book?の受動態を作らせれば一発で分かります。疑問詞の受動態は文型をキチンと教えている塾でしか教えられません。この場合Whoが主語、this bookは目的語ですから、This book was written by whoになり、疑問文ですから疑問詞とbe動詞が文頭に移動してWho was this book written by?になります。もちろんBy whomを用いた文語表現も、文型を教えていればhimと同じで、whoにmがつくと目的格だからと教えられます。

この程度のことも教えていないで進学塾だと言ってる塾が多いです。ちなみに、そんな程度の塾では、Who wrote this book?ではなんでdidが要らないのかも教えていないと思います。だから、主語が疑問詞ではなくなる受動態になったらbe動詞を前に持ってくることも説明できないんです。

現在完了でまともな塾を判別する方法

今学校で習っている現在完了なんかでも、justやalredyがついていれば完了、forがついていれば継続なんか教えている塾は最悪です。He has gone.とHe has been.とHe went.の差が全く分からないからです。完了とはHe went and is not here.の意味で動作完了後、今まで続いている状態を指します。He has been.であれば、be動詞と言う存在を示す状態動詞なので、少し前からいるという継続状態を示します。したがって、動作が短期間で終了する動作動詞を用いれば完了になるのであって、justがあるから完了になるのではありません、同様に、ingという動作の進行を表せないある期間の状態を表す状態動詞では現在完了は継続になります。forがついているからではありません。He went.は行った事実を言っているだけで、現在の状況は示していません。

この程度のことを教えていないのでは、He went and is not here.とHe went and is there.をそれぞれ一文で書き分けろなんて問題出来るわけないでしょう。こういうことを高校になってもまともに教わっていないから、90%以上の高校生は「現在完了の継続」と「現在完了進行形」の差さえ分かっていません。動作動詞の完了と状態動詞の継続も知らないから動作動詞の継続である現在完了進行形の存在意義が分からないんです。こうなっては、国立大学はもちろん、関学もアウトです。

ミドリゼミでは、どうするか

通知簿4を取れる見込みがある生徒には上のレベルのことを叩き込みます。それ以下の生徒には、学校と同じことしか教えません。学校で教えることもおぼえきれないのに、ムリっていうものです。そして、こういうことを教えられない生徒は採りたくありません。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。