私が親なら行う子育て・学習選択/メッチャ簡単で間違いがない
小学校低学年でニンテンドーのゲームを与えます
「ゲーム好きは学習への適性が高い」「成績を上げる子供を作るには?/幼児期にゲームをさせろ!」にも書いた通り、ゲーム機を与えて、その子供に思考力があるかどうか見ます。ゲームなどの創造的・創作的遊戯に興味を持たず、ヒカキンなどの動画を見ているようではこの時点で諦めた方が良いです。
多くの中学生のサーチから、ゲームに興味のない子供は中学生になるとyoutubeやクラブ活動など目の前のうれしい・楽しいしか興味のない子供になり、目の前の「〇×をつけて勉強が終わった。」「答えが分かった。」しか分からない子供になります。「どうすればゲームを攻略できるのか。」「このゲームの攻略パターンはなにか?」と考え克服することを楽しめない子供は、学習でも「この問題はどう考えて解くのか?」「この分野の解法パターンは何か?」など考えもせず、クラブ活動で頑張ることだけに充実感をおぼえて満足する「脳筋」になるからです。
小学校4年生で公文か学研に放り込みます
ここでゲームが好きで、問題解決力がある子供なら、スイスイと先に進んでいくはずです。学年以下のことしかできない生徒はこの時点でアウトです。また、計算力を磨くために1年ほどそろばんを習わせるのもいいです。できる子供なら、驚くほど計算力が上がります。
この段階で、中学受験で成功するかどうか判断がつきます。国立大学の医学部に進んだ教え子は、あまりにも呑み込みが早いため、他の子供たちと同じペースの授業ができずに自宅でECCをやっているおばちゃんから「ここで教えるのは無理だから、辞めて欲しい。」と言われました。こういうのが、本当に中学受験で最上位校に行って、そこから最上位の大学に行く子供です。
5年生では中学受験塾に放り込みます
小学校5年生で、とにかく子供は中学受験塾に放り込みます。公文で学年相応以下の学習しかできない子供は、大手の中学受験塾ではなく、塾長自らも教えているような厳しい目の目が行き届いている小さな塾がいいです。
学年相応のことができない生徒は、放置し放題の学校だけにまかせておくと「公立中学の下半分の落ちこぼれ感がハンパない/落ちこぼれた生徒の見分け方」ということになりますので、「中学受験を利用して基礎学力を身につけよう!/指導不可能になっている公立中学の半数の生徒」のように躾と基礎学力確保のために中学受験塾で絞るわけです。決して、中学受験などさせようと思わないことです。だって、どこ受験させます? 二流どころの私立なんか行っても、進学実績は公立の中堅高校と変わらず、ドブに金を捨てるようなもんですよ。
学年相応の子供なら、中学受験をさせます。親がリビングで横に張り付いて、とにかく2年間シゴキ上げます。それで、甲南か啓明や武庫川、できれば関学や関大の付属中学に放り込みます。この2年間さえ親が我慢すれば、中学高校と6年間の苦労から解放され、しかも相応の大学がついて来るんですから我慢しましょう。でも、進んだ付属校で「もう一ランク上の大学に外部進学」など考えないことです。その学力も頑張りもお子さんは持っていません。断言します。持っていません。今は付属校でも「外部進学コース」を持っている学校もありますが、大抵は宣伝用で、授業内容も子供の学力も伴っていません。くれぐれも騙されないでください。
もし失敗しても、「基礎学力は身につけられたんだから。」と納得して、公立校に行ってください。中学受験しなかった子供との学力差は天と地ほどあるはずです。そこで行くはずだった大学を目指しましょう。基礎学力がある子供は、今の平均的な中学生からは突出した学力があるはずです。
公文で学年より相当先に進んでいる子供は、中学受験塾に入れて「頑張りなさい。」で終わりです。勝手に頑張って、相応の中学に進むはずです。ここで親が欲目を出して、「ひとつでも上の進学校」だけはしないことです。子供は落ちこぼれて、公立におとなしく進んでいたら進めた大学さえいけなくなります。「進学校の生徒が普通の高校の生徒に追いつかれる理由」「スイミングスクールと学習塾や進学校は同じビジネス手法です」「進学校に進んで、4年半も高校の学習をして、なぜ多くの生徒は関西学院大学にも合格できないのか?」などに書いてきた通りです。余裕を持って進める学校を選んであげて下さい。親がするのは欲目を出さない選択だけです。
簡単でしょ?
でも、大抵はここに親の欲目が入り、ロクなことにはならないんです。この欲目こそが、子育てに苦労し、失敗する最大の原因です。親心から親バカになるのはいいですが、バカ親にならないようにしてください。