竹中平蔵から学ぶ人格否定的指導/アッ・・橋下徹からはもっと学べます

口論で人格否定を持ち出す人々

竹中平蔵さんの”五輪の中止議論自体が不毛”発言に批判殺到…「本当にやりたいなら、この人に喋らせたらダメ」:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)で、非論理的で、身勝手な理屈を振りかざして、オリンピックで莫大な利益を貪るパソナの会長の竹中平蔵氏が話題です。

この論法は、自分の理屈が通らない時に、討論内容を議題から相手の人格にすり替えて、とにかく相手ををやり込めようとする戦法です。「世間はキミのことをどう思うだろうねぇ?」「だから君はダメなんだよ!」という上から目線から始まり、「アホ」「カス」と連呼する橋下徹レベルまで、口論になると人格否定をする人間は多い。もちろん、理屈もなく「ムカつく」と言う気持ちから罵る場合も多いが、中には権力をかさに着て計算ずくの場合もある。

私の知る上司は計算ずくでした。彼は、自分に分がある時は理路整然と上から目線で相手をバカ呼ばわりして攻撃し、自分に分がない時には「だから君は器が小さいって言われるんだよ!」「会社では人の和も大切なんだよ!」とさらにふんぞり返って部下が理屈では逃げられない急所を突いてきました。上司には揉み手しかできないこの上司を見ている部下もバカではないはずなんですが、会社って言う組織の中ではワケが分からなくなって、こんなクズに操縦されてしまうんですよね・・まあ、ブラック・パワハラのひとつの典型です。

でもこの人格否定攻撃は、役所や学校などの行政判断を盾に利権とズボラを振りかざす奴ら相手には、私たちからはとても爽快に見えるわけです。だって、いくら正論を振りかざしても一向に聞く耳を持たずにムカつく役所や学校に「アホ」「カス」と言ってくれるんですから。それで橋下徹も松井市長も人気があったわけです。

人格否定はその場限り

今回のコロナ騒ぎで、彼らの人格否定がただのパフォーマンスで、非常時に動けるように組まれていない行政は一向に動かず、我々にばかりに負担を押し付けていることがアホでカスの庶民にも分かったわけです。会社の上司も、「人間の器」論で攻撃して部下の首を縦に振らしても、職場は研究所で、できないことはできないのは専門家である部下全員の知るところで、何も進みませんでした。

理屈も組織もへったくれもなしに「アホ」「キミの器」と攻撃しても、結局は何も改善しないんです。で、「研究所でこんな上司と、そんな屁理屈が通用するなんて、終わってるわ・・・・」と、私も冷めた目で見てましたよ、学習塾を始めるまでは。

人格否定以外にどう指導する?

ところが、塾を始めると、「お前、努力って言葉知ってるのか?」「テスト前に暗記する気もないんか? 」「教えたことのどこをどう考えたら、そんなことになるねん!」ってのが連発いたしまして、学習指導や学習習熟以前に、人格を攻撃しないと始まらない人間が世の中にこれほど多数いることは、ソコソコの高校から国立大学に進み研究職だった私には分からなかったんです。「そら、政治家がアホなパフォーマンスするのももっともや。」と思い知りましたよ。

「テスト前に暗記くらいせぇ!このカス!」「間違えた問題を解き直さんかい!何回言わせるねん、このアホ!!」と塾では人格否定するしかありませんでした。学習指導の前に、「最低限頑張る」という人格の改善なくして成績向上などあり得ないのですから、人格否定は塾の大切な指導になっております。

一流大学に進み一流企業で頑張る人間と、小さな塾に来る世間様とでは「頑張る」も「必死」も全く別のものだったんです。いくら「キミは将来を考えたことがあるのか?・・」と言い聞かせても分かるわけもなく、頑張っている生徒の勉強を横で見させて「ライバルを見てどう思うのか?」って聞いてもボケ~っと眺めているだけで「ハァ・・」ってな調子なんです。

だから「生徒の個性を考えて、やる気を起こさせる指導」なんてあるかい!人格否定以外に指導はない!!と悟ったわけです。と言うことで、こんな若者を雇わざるを得ないサービス業はブラックになるんです。いや、ブラックにならざるを得ません。まともな業務指導では働かないからです。

パソナの会長でもある竹中平蔵も、民事事件中心にそういう連中を相手にしてきた弁護士の橋下徹も、世の中をよく知っているんです。

でも、人格否定なんてしないといけない生徒の改善はムリです

でもね、そんな人格否定までして教えなければいけない生徒なんて、根性の底から怠け者なんですから、教えようがないんですよ。そりゃあ、調査書が決まるテストに「面倒くさい」って重要語句の暗記もしないでいて、「何でこんなことになるねん!」って酷い点数に泣き叫ぶんですよ・・・教えようあります?

だから、私はこんなブログを書いて優秀な生徒に来てもらい、人格否定のような見苦しい新興宗教まがいの指導をして、その上成果も出ない塾運営なんてしないでいいようにしたいわけです。

そりゃあ、あの小泉改革で酷い目に合って非正規で働かざるを得なくなった方々が小泉ジュニアに投票して、「小泉ジュニア、クリステルとセレブ婚!」ってはしゃいでるんですよ。テスト前に重要語句もおぼえられないパッパラパーは、恨みも忘れる。脳みそプリオンなのは一生モノなんですよ。塾で教えて成果が出るわけないじゃん。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。